地図を開いて地域ごとの開催傾向を眺めると、土佐
闘牛が真っ先に目に入る。高知県の土佐地方では、牛同士をぶつけ合ういわゆる闘牛が伝統行事として根強く残っていて、町ごとに専用の闘牛場があることが多い。僕は何度か現地の案内を見て回ったことがあるが、春から秋にかけて大会や興行が集中しており、特に夏祭りシーズンには大型のトーナメントや観客イベントが組まれることが多い。
土佐闘牛は一日単位で複数の取組があり、休日や祭日に開催されることが基本だ。開催日は各自治体や組合が発表するため、現地の広報や公式サイトで確認するのが確実だと感じている。僕が見た限りでは、雨天時の中止や順延もあるので、余裕をもった日程で行動するのが賢明だ。
観衆の熱気や牛主たちの調整ぶりを見ると、単なるスポーツ以上に地域文化として深く結び付いている。季節と地域性を合わせて計画すると、より楽しめる催しだと思う。