数字を並べ替えてみると、いくつか面白い傾向が見えてくる。まず初版の動きは良好で、オンラインでの評判が店頭への波及に直結したタイプだ。レビューや感想が出ると、巻ごとの売れ方にムラが出る作品もあるけれど、'sekai saikou no ansatsusha manga'は第1巻からの導線がしっかりしているので、続巻の予約率がそれなりに確保できている点が評価できる。
ふと棚の前で立ち止まった。表紙のインパクトが強い作品というのは、通りすがりの手にまず触れられる。僕の観察では、'sekai saikou no ansatsusha manga'はその瞬発力に優れていて、発売直後の初動はかなり良かった。若い読者や異世界転生ものを好む層が手に取りやすい導線ができているのが見て取れたからだ。