東方Projectのハクレイ・レイムを中心に据えたファンフィクションで、運命の絆を描くなら、'Bound by Scarlet Mist'が圧倒的におすすめだ。レイムの孤独とハクレイの不器用な優しさが、幻想郷という舞台で絡み合い、涙なしには読めない。特に、二人が紅魔館の庭で月を見上げるシーンは、運命の糸が視覚化されたようで胸が締め付けられる。
この作品のすごいところは、キャラクターの本質を崩さずに、全く新しい関係性を構築している点だ。原作では対立しがちな二人が、共通の過去と未来への希望で結ばれる過程は、単なるロマンスを超えて生きる意味を問いかけてくる。最後の決断シーンでは、私も一緒に泣きながらページをめくっていた。
最近読んだ'名探偵コナン'のファンフィクションで、'The Night We Almost'という作品が胸に刺さりました。酔った小五郎がバーで英理との思い出に浸るシーンは、普段の能天気さとは違う深みがあって。
特に、過去の事件で傷ついた英理を守れなかった後悔と、今でも変わらぬ想いが滲み出ていて。作者は酔いの進行と共に感情が剥き出しになる過程を巧みに描いています。泥酔してベンチでつぶやく台詞が、あのコンビニのエピソードとリンクする仕掛けも秀逸でした。