この言葉を分解すると「果報」は「果ての報い」、つまり行いの結果として訪れる報いを意味します。でも実際の使われ方を見ると、必ずしも本人の努力による結果だけを指すわけじゃないんです。生まれつき恵まれた環境にある人や、なぜかツキに恵まれる人を指して使うこともあります。
地域によってニュアンスの違いもあって、関西では「あの人は果報者やな」と言えば素直な称賛として受け取られることが多いですが、東北の一部では「あの人だけずるい」という
ひがみが込められることも。『鬼滅の刃』の我妻善逸みたいに、一見ふらふらしててもなぜか幸運に恵まれるキャラクターを形容する時にもぴったりの表現ですね。