文法的にはこの形容詞は名詞を修飾して使うことが一般的で、"a comforting message" や "a comforting presence" のように用いると、対象がその場の雰囲気を和らげる役割を持つことを示す。対して "I felt comforted" のように過去分詞を使うと、受け身として「慰められた/安心した」という状態が表現されるので、両者の使い分けを覚えておくと訳し分けに役立つ。
日本語での置き換えは文脈次第で「慰めになる」「安心させる」「心が和む」など複数候補がある。たとえば "The familiar tune was comforting" は「その馴染みの曲に心が和んだ」と訳すと自然だ。書き言葉ではややフォーマルに聞こえる場面もあるが、会話でも頻繁に使われる表現なので、例文をいくつか作って声に出して練習してみることを勧めたい。
実際の使い方としては、"That was a comforting thought" のように、ある考えが心を軽くしてくれる場合に使える。日本語だと「その考えは安心材料だった」という訳がしっくりくることが多い。また、皮肉めいた使い方もあり得る点が面白い。たとえば "a comforting lie" と言えば、聞く人によっては「聞いて安心する嘘」というニュアンスで、必ずしも正しいことを意味しない。