軍隊の階級制度について考えると、元帥という称号は歴史的な重みを感じさせるものだ。現代の軍隊では、国によって扱いが大きく異なる。例えばイギリスでは現在も陸軍元帥の階級が存在するが、平時ではほとんど任命されず、名誉職的な色彩が強い。
一方でアメリカでは、General of the Army(陸軍元帥に相当)という階級は第二次世界大戦期に限定的に使用された。興味深いのは、この称号が与えられた軍人たちのほとんどが、戦争という特別な状況下での活躍を評価された点だ。現代の軍隊では、実戦的な指揮系統の簡素化が進み、元帥級の階級を必要としない傾向にあるようだ。