LOGIN主人公白石圭太は、小柄で女顔なのがコンプレックスの高校生。 しかし美人保険医赤崎沙由美の手により、彼女が顧問の部活「服飾文化研究部」に強引に入れられてしまう。 そこで圭太は女装コスプレをさせられ顧問の沙由美と部員である一条葵や松山翠らよって 日々オモチャにされ弄ばれ続けるというとてつもない悲劇にに見舞われるのであった。 自分の中の「男」と「女」で揺れる圭太の明日はどっちだ!?そんな不幸な少年と 一癖も二癖もある女性部員たちの非日常的な日常を描いた女装コスプレHコメディ。
View Moreある春の日、それは突然に起きた。
今年高校に入ったばかりの白石圭太はまだ新しい制服を着て
初々しい雰囲気を出していた。
最初は戸惑うばかりだった学校生活にも次第に慣れ、
友人もでき始めた。
「さて、そろそろ部活も決めないとなぁ……」
などと考えながら保健室へと歩く。
これは別に体の調子が悪いからではなく、そこにいる保険医の
赤崎沙由美に会うためだった。
物腰柔らかなその保険医はケガや病気の手当だけでなく、
生徒の悩み相談にも乗ってくれている。
まだ若く美人ということで憧れを抱く男子生徒も少なくない。
当然圭太もその一人であり、相談を口実に会いにやってきた次第だった。
(まあ、会えるかどうかは運しだいだけどね)
そんなことを考えつつ歩いていると目的の場所にたどり着く。
ノックをして扉を開けるとそこには一人の女性がいた。
綺麗に切りそろえられた髪に白衣がとてもよく似合うその女性は
彼のあこがれの人、赤崎沙由美本人であった。
(やっぱり美人だよなぁ……)
圭太は年頃の少年らしい反応を見せる。
「あら、いらっしゃい。今日は何の御用?」
「その、先生に悩みを聞いてほしいというか……」
「あら、悩み相談?」
赤面する圭太に沙由美は朗らかな笑顔で答える。
「いや……その僕もそろそろ部活に……入ろうかなどとですね。」
その雰囲気に圧倒されながらもしどろもどろに答える。
(「僕」なんて沙由美先生の前でしか使わないよなぁ)
そんなことを思いつつも緊張で体がうまく動かない。
しかし彼女は特に気にする様子もなく話を続ける。
「そういえば君とは前に一度会ったことがあったわよね?
確か入学式の日だったかしら?」
「えっ!?そうでしたっけ?」
確かに言われてみるとあった覚えがあるような気もするが
どうしても思い出せない。
すると彼女は少し残念そうな顔をして言った。
「やっぱり忘れちゃったかな?ほら、入学式での教員紹介の時。」
「あっ!思い出しました!」
彼女の言葉でようやく思い出すことができた。
「ふふ、君はクラス列の一番前だったもの」
「一番前……ですか、ハハハ……」
何気ない会話だが圭太にとってちょっと刺さるものがあった。
なぜなら圭太にとって身長のことはちょっとしたコンプレックスだったからだ。
集会のクラス列で一番前、それは即ちクラスの男子の中で一番背が低いという
何よりの証明だった。
「もうすぐ成長期なんだからきっとすぐに大きくなるわよ」
「だと良いですけどね」
苦笑いしながら返す。
実際、成長期に入る前より身長も体重も増えていたのだが、
それでもまだクラスの中では小さい方だ。
「じゃあ改めて自己紹介させて貰おうかしら。
私は赤崎沙由美。この学校の養護教諭やってます。よろしくね。」
沙由美はそんな茶目っ気ある挨拶をすると、
お茶を入れてきてくれた。
「ありがとうございます。僕は白石圭太といいます。
僕こそよろしくお願いします。」
お礼を言いつつ頭を下げる。
「ところで何か悩んでることでもあるのかしら?」
「はい実は―――」
圭太は自分の悩みを打ち明けることにした。
「なるほどねぇ……それは君が何をやりたいかになるわね」
沙由美位は考え込むように顎に手を当てる。
「やっぱたくましくなりたいのなら、運動部とかの方がいいですかね。」
「うーん、でもそれって君が本当にやりたい事?」
自分の悩みを沙由美先生に相談したところ意外な答えが返って来る。
(俺の本当にやりたい事……か)
言われてみればそんな事考えた事もなかった。
「君は私の見た感じだけど、スポーツマンという感じではないし、
それに無理に運動しても、楽しめなきゃ意味が無いと思うわよ」
「確かにそうかもしれませんけど、やっぱり逞しくなりたいです……」
そうすれば先生とも釣り合えるし……とちょっと下心が動く。
「ところで、気分はどうかしら?」
「え?」
その瞬間だった。
いきなり強い眠気が圭太に襲い掛かったのは。
「あれ……急に眠くなってきました……なんで……?」
「大丈夫よ。ただの睡眠薬だから」
「へ?それってどういう……」
最後まで言い切る前に意識を失う。
そしてそのままベッドに倒れこむ。
どれぐらい時間が過ぎただろう。
圭太はゆっくりと目をあける。
(あれ、俺どうしてたんだっけ……先生からお茶をもらって……)
まだぼんやりする頭でいろいろと思い出そうと気を苦を巡らす。
「あら、目が覚めたのね。でもちゃんと体が動くようになるまで
もう少しかかるわよ。」
その声は憧れの沙由美先生のものだった。
(そうだ俺、先生から貰ったお茶を飲んだら急に……)
「すいません、俺教室に戻ります」
圭太はまだ朦朧としている頭を懸命に動かし起き上がろうとする。
「あら?その格好で表に出るつもり?」
と沙由美がいたずらっぽい声で囁く。
え?と思い、仰向けで自分の姿を確認すると……
セーラー服を着させられていた。
「ちょ……これ!?なんで……」
「だってせっかく可愛い顔してるのに男の子の制服じゃ台無しじゃない?」
クスリと笑いながらいう沙由美先生に
「いやいやいやいや!待ってください!!」と全力で否定する。
というか何が起きているのか分からない。
「うふふ、やっぱり見込んだ通り、とても良く似合うわ」
沙由美が満足げに笑う。
「あの、先生は一体何を考えて……!」
圭太は自体が呑み込めずに、起き上がろうとする
「今無理に起きなくてもいいわ。それにまだ変な感じしない?」
そういえば下半身のあたりがなんかチクチクする。
おそるおそる手を入れてみると毛がなくなっている……
それにこれは……女性ものの下着だ。
「こ、これは……」まだぼんやりする頭とあまりのことに何も言えないでいると
「うん邪魔だから剃っちゃった。」
沙由美は屈託のない笑顔で答えた。
「そんな軽く言われても!」と思わず叫ぶ。
「まあまあ落ち着いて。これは君のためなんだよ?」
「僕のため?」
「そう、これが君に隠された才能。このまま潰しちゃ勿体ないと思ってね。」
「僕の才能と下の毛を剃ったのと何の関係があるんです?!」
圭太は顔を真っ赤にして抗議した。
(しかも先生が剃ったということは、俺の……見られた?!)
その光景を想像してしまい、恥ずかしさと同時に下半身が熱くなるのを感じた。
(ダメだ!大きくなるな!)圭太は最後の理性で耐えようとするが、
「あ、あとねその下着私のだから」
まさにダメ押しの一言だった……。
「ちょっと待ってください!先生のって、まさかこれ女物ですよね!?」
慌ててスカートを押さえるが、もう遅い。
「うーんやっぱり似合ってるわねぇ~。」とニヤニヤしながら眺めている。
(最悪だ……こんな姿を誰かに見られるなんて。)
「そんなに悲しまなくていいと思うわよ。そこに鏡があるから見てみれば。」
部屋の隅にある姿見をのぞき込むと……
そこにはショートカットでセーラー服を着た可憐な女の子が立っていた……。
(誰だよこれ……?もしかして僕なのか?)
「はいよくできました。これで君の願いは叶ったかな?」
「いや、でもこれはいくらなんでも無理がありますよ。」
と言いつつも、圭太は内心かなり動揺していた。
「大丈夫よ。君は素質もあるし、それに私が見込んだのよ♪」
「それってどういう――」
言い終わる前に沙由美が覆いかぶさってきた。
「でもその前にね」という沙由美は圭太の下半身をまさぐった。
「こんな状態じゃ着替えても帰れないでしょ?」
「え……何を……」
突然の刺激に戸惑いながらも抵抗しようとするが、力が入らない。
「ほら、すぐに気持ち良くなるから」
「やめ……そこは……」
圭太の声を無視し、そのまま続ける。
そしてそのまま圭太のものは沙由美の中に納まってしまった……
それこそ初めての瞬間を味わう暇もなく。
「あっ……せんせぇ……」
「うふふ、大丈夫よ圭太君、先生に任せなさい」
そう言うと沙由美は腰を動かし始める。
その動きに合わせるように、少しずつ快感が増していく。
毛が無いせいかより密着してる感じがする。
「んぁ……せんせ……もっとぉ」
「あら、かわいい声出しちゃって。先生を誘っているのかしら?」
「ち、違いますぅ……でも」
否定しながらも体は正直だった。どんどんと高まる射精欲に抗えず、
「あぁ出る!出ちゃう!……!」
と呟くように言って精液を放出する。
びゅる、びゅるるる、びゅるる……
止めたくても止められないほどの大量の精液があふれ出た。
圭太はそれを恍惚とした顔で眺めている。
「あらあらこんなに出して……可愛い子ね。」
と微笑みながら沙由美は 圭太の頬にキスをする。
その刺激でさらに体がビクンッと跳ねた。
「あら、まだ私の下着を汚すの?」と
再び大きくなりだした圭太のモノを見て意地悪そうな顔で言った。
「だって……だってぇ……止まらないんです……」
圭太は涙目でそう答えるのがやっとだった。
「ふふ、じゃあもう一回かしら?」と沙由美は再びを圭太のモノを
己の秘部に挿入させ始める。
「ちょ、ちょっと!先生!!」
「さ、若いんだからもっと頑張ってね」
それから何度果てたかわからないくらいに交わり続けた。
***
そんな倒錯した時間が過ぎ、保健室の窓には
夕焼けが差し込む時刻となったが……
「僕は…僕はなんてことを!!」
快楽から一転、これまでのことを思い返して後悔する圭太の姿があった。
ああどうしよう……先生とHした挙句、午後の授業までサボって……。
「大丈夫よ。キミが急に気分が悪くなって保健室で
休んでいたことにしてあげるから」
早く起きていた沙由美が圭太の心を要むように沙由美が声をかける。
「あ、ありがとうございます……」
(元はといえば先生のせいだけど)
圭太は内心でそう思ったが後が怖そうなので口には出さない。
「気にしないでいいのよ。それよりこれからは毎日楽しみましょうね」
と満面の笑みの沙由美だった。
(なんでこうなったんだよ……)
と嘆く圭太だったが、こんな形であれ沙由美と関係が持てた事が
少しうれしいという気持ちが心のどこかにあったのも否定しない。
「そしてお悩みだった君の部活も決定よ。」
「な、何をいまさら?!」
(まだ考えてくれてたんだ!?)
こんな事までしておいて、まだ悩みの事を考えてくれてた事に
圭太は、関心するやら呆れるやらという顔をする。
「で、僕は何部に行けばいいんです?」
「ふふふ、それはね。私が顧問を務めるその名も『服飾文化研究会』」
「え……?」
「その名の通りいろいろな服飾についていろいろと研究していく部活よ」
「え……これもその研究の一環だったというんですか?!」
圭太は呆気にとられた顔をした。
「もちろんよ。君には期待しているわ」
「僕に一体何を期待をするんですか……?」
「その女装の才能。君はかなり強い素質を持っていると思うわ」
「……はい?」
沙由美の無茶苦茶な言動に圭太はもうついていけない。
「というわけで今週末からは早速活動開始よ」
「いや、ちょっと待っ――」
こうして圭太のこのトンデモ先生に振り回される日々が始まった。
今日も圭太は部室で女装させられ、沙由美と葵とで雑談していたが……「お見合い……ですって?!」圭太は沙由美から衝撃的なことを聞かされる。「そうなのよ……」と沙由美も憔悴しきったように言う。「そうですか……少し寂しいですが、沙由美先生もそんなお年ですし、結婚というのは人生で大事なことですもんね。」圭太がうんうんと頷きながらしみじみと返す。「……え?」「これを機に僕も『可愛い』を卒業して『カッコよくて素敵な大人』を目指していくべきなのかなと……」「ちょっと?!」「沙由美先生、どうかお幸せに……」「だから何を勘違いしてるの?!」「へっ?違うんですか?」圭太はいったん話を止めて沙由美を見る。「違うわよ!というより勝手に話を終わらせないで!!」沙由美は呆れ顔でため息交じりに言った。「お見合いをすることになったのは……葵ちゃんよ。」「そうなんですか……って、はぁっ?!」圭太は思わず素の声を出してしまう。その横では葵がすました顔で勉強している。「あ、葵さん!それはどういうことですか?!」「……親が勝手に決めたの。私の留学を許可する条件ですって。」葵は眉一つ動かさずに答える。「こないだの事で兄が家を継がないって言いだしたもんだから、私にお鉢が回ってきた感じね。つくづく勝手な話だと思うわ……。」葵は諦め気味にため息をつく。先日、葵の兄が親の決めた許嫁以外の女性と結婚すると言い出し、家の相続の放棄まで言い出したと、圭太たちは葵から聞いていた。「そんなの……勝手すぎるじゃないですか!?葵さんの人生の問題ですよ!」あまりのことに圭太は思わず激高する。「仕方ないわよ。親がそういいだしたら聞かないもの」「でも……それでも僕は納得できません!!だってまだ高校生なのに!!」どこか冷めた葵に対し、圭太は怒りが収まらない。「私だってそこまで馬鹿じゃないわ。会うだけ会ってすぐに断るつもり。」「だけど……」苦笑する葵に圭太は口ごもる。「それだけでも大いに問題なのに、その見合い相手もさらに問題なのよ……」つづいて沙由美も口を開く。「相手が……?」「27歳の大会社の御曹司。」「27歳……て!絶対やめた方がいい奴です!!やめましょう!今すぐ断りましょう!!」圭太はまたも大声になる。「無理よ。向こうのお父様とお母様にもすで
「えっ?!」「ほら、早く着替えてきて」そう言ってグレンはクローゼットを開ける。(なんか楽しそうだなこの人)「……わかったよ」とため息交じりに圭太が言う。こうしてグレンの好奇心を満たすために、再び女装することになった圭太であった。「しかしどれもこれもサイズが合いそうにないな。ここの服はどれもボクに合わせて作ってるしな。」そんな様子を見ながら圭太は(そういや部にある服ってこういう露出度が高かったりもろに体の線が出る服ってないな。翠さんの趣味がフリフリのドレス系だからかな?)翠の作る服のセンスの良さに圭太はちょっとだけホッとする。「……これなら多少サイズが違っても着れるかな?」グレンが取り出したのは和服のようなワンピースだった。「ゴスロリ浴衣。和とも洋ともつかない中途半端さがボク好みじゃあないけど。」「……」(俺は別にどっちでもいいんだけどな。翠さんならもう少し可愛く作りそうだけど)こんな時なのについそんな事を考えてしまう。「さあて、それじゃあ着替えてもらおうか」「ん。ここで?」「もちろんだよ。」「……いや、あんまりじろじろ見られるのは……」圭太はあからさまに嫌な顔をする。「どうしてだい?」「どうしても何も恥ずかしいだろ普通に」同性とはいえ他人にじろじろ見られながら着替えるのはどうにも抵抗がある。「ふーむ。そういうものなのかな。ボクは気にしないよ。むしろ興奮する。」「変態かよ!」「……なんてね!いいよ部屋の外出て」ニヤニヤしながら冗談とも本気ともつかないようなことを言う。「はぁ……」グレンが部屋を出ていくと、圭太はしぶしぶ服を着替え始める。(なんか例によって例の展開になってきた気が……)着替えながらちょっと嫌な予感がしてくる。「お待たせ」と言って部屋に入る。「うん。いいね。やっぱりボクの目に狂いはなかったようだ」満足げに微笑みかけるグレン。その視線が圭太の顔から胸、腰へと降りていく。「へぇ、足の毛の処理もちゃんとやってるんだね、感心感心」圭太にとっては嬉しくない褒め方をされる。「あのさぁ、あんまりジロジロ見ないでほしいんだけど……」圭太は恥ずかしそうに眼をそらす。「いやぁ中途半端な奴ってこの辺り適当だから、きっちりやってるのはマジで感心してるんだけど?」「そりゃどうも」彼
数日後の夕方。圭太が下校して、商店街を歩いていると……「君、白石圭太くんだね」と不意に背後から声を掛けられた。振り返ると、切れ長の目をした黒いスーツの少年が立っていた。「君は……?」圭太は不思議そうな顔で少年の顔を見る。(どっかで見たような気がするんだけど……?)彼にはその少年が先日部室で話題になったアイドル「グレン」であることにすぐに気づくことは出来なかった。「ちょっといいかな?」グレンはそう言ってニヤリと笑い、圭太の手を取ると、手を引っ張って走り出した。「ち、ちょっと待って!」圭太のリアクションなどお構いなしでグレンは近くの路地裏へ入り込むと、圭太を壁に押し付ける。突然のことに混乱していると、グレンは妖艶な表情を浮かべてその顔を観察するように眺めまわした。「何するんだよ!」ようやく気を取り直した圭太が大声を出すが、その直後、なんだか訝しげな表情に変わり、何も言わずに去っていった。(ななななな……何?!)圭太はその場にへたり込む。状況が全く理解できなかった。****その夜。バスローブ姿でPCを眺めるグレンがいた。「う~ん、写真を見た時点ではピンと来るものがあったんだけどなぁ……」画面を見ながら腕を組み考え込む。「実物を見ると、大したことないというか……やはり皆のいう通り、あの写真が「奇跡の1枚」だったのかな」と独り言をつぶやくと天井の方を見た。天井には、裸の女性が亀甲縛り状態で宙吊りにされている。その女性の秘部には剃ったのか脱毛したのか不明だが毛が存在せず、代わりにバラのタトゥーが刻印され、クリトリスにはピアスが開けられている。「うう……ううん」女性は猿ぐつわされた口から苦しそうに呻き声を出す。「いくら積まれたのか知らないけど、ボクに近づいてスキャンダルを起こそうとかホントにいい度胸だよね。顔の割にはやーらしぃなぁ。」グレンがさげすむように笑う。女性はただひたすら許しを請うような目つきで見つめるだけだった。「キミなんか飼う価値すらない。あとで放してやるから、キミの雇い主に『グレン様は清廉潔白です』と報告してくるといいさ。」そう言うと彼女のものと思われるスマホから自分に関する情報をすべて消して、更に差し込まれているSDカードも抜き取って2つに割った。「ああ、あとそのタトゥーは
「あん……ふぅん、ああん……」「お姉さま、ボクのくすぐりはいかが?」「ああ……グレン君ってば意地悪ね」「それだけお姉さまが魅力的ってことだよ」なにやらけしからぬ場所でけしからぬことが行われていた。グレンと呼ばれた少年は、その幼い顔立ちとは裏腹に大人の色気を漂わせている。そして今、彼の目の前で横たわっている女性もまた妖艶な雰囲気を放っていた。「ところでボクお願いがあるんだけど。」「あら、またお小遣い?それともお仕事?」「ううん、なんでもない……」グレンは笑って見せた。***場所は変わって。ある冬の朝、ロングコートに身を包んだ人物が学校の廊下をものすごい勢いで歩いている。その人物は保健室の前で足を止めると、すごい勢いでドアを開ける。そして保健室に入り込むと、静かにドアを閉める。「……朝からいきなり連絡があったと思ったら……」と怒りに満ちた顔で言い放つその人物は圭太であった。「あら圭ちゃん、おはよう」と保険医の沙由美がいつものように声をかける。「こんなことして何が楽しいんですか!?」と怒号をぶちまけながらコートを脱ぐと、その下で身に着けているものは股間の部分だけ空いたズボンのみであった。それ以外は下着すらつけられていない。「今日もかわいいわよ~圭ちゃん♪」と沙由美はウインクする。「うるさい!いい加減にしてください!」と圭太は叫ぶ。実はこのやりとりは毎朝の恒例行事になっていた。「まったくもう……どうしてこう毎回毎回ひどい目に遭わされて……」「最近の圭ちゃん、なんだか精神的に強くなってきちゃったから、たまにはこんな事も、ね」そう言って沙由美がウインクする。「ね、じゃない!大体こんな形のズボン、どこで手に入れてくるんですか?!」「『チャップスパンツ』っていうのよ。西部劇で保安官とかが履いてるでしょ?」沙由美はニヤニヤしながら怒る圭太を見ている。「そんな事どうだっていいですよ!朝、部屋からコートを着て出てきたら、家族からすごく不思議がられましたよ!」と圭太は怒り心頭といった様子だ。「でもスリルあったでしょ?」「……電車の中で『この状態で痴漢冤罪にでもなったら、問答無用で僕の人生が終わる……』と気が気じゃなかったですよ!」と圭太は嘆く。そんな圭太を見て沙由美は楽しそうだ。「で、服着ないの?」「…
中間試験も終わり、6月に入ると、暦の上で夏となり衣替えで制服も夏服へと変わっていく。「ううう……やっぱりチクチクする」圭太はそうぼやきながら腕をさする。それというのも……「せっかく夏服になったんだし、身だしなみを整えないと」という名目で、圭太は股間だけでなく首から下の毛をすべてツルツルに処理することを沙由美に厳命されたからである。無論、圭太にはそんな趣味などなく嫌々であったが、沙由美に逆らえばどうなるかわからないため、泣く泣く従ったのだ。(でも文句言ったらそれこそ沙由美先生のことだ、本気で永久脱毛でもしろとか言いかねないし……)そんなことを考えながら部室に向かうとすでに
圭太は昼休みの保健室相談に来ていた。「んで、昨日はお楽しみだった?」「うぐっ……!」のっけからニヤニヤしながら言う沙由美。「あーんなことやこーんなことしちゃったわけだ~?くぅ~うらやまけしからん!このこのぉ!」「やめて下さいよ……」事実なので言い返せない圭太。恥ずかしそうに下を向くも、話題を変えようとする。「大体この前は途中からどこへ行ってたんです?!」「だから、あれは職員会議があったって言ったでしょ」(絶対嘘だ……)と思いつつも、それ以上追及したところで無駄だとわかっているのでもう何も言わないことにして、本題を切り出す。「あの……葵さんの事なんですけど……」と圭
(あれから2週間ほど経ちましたが・・・)沙由美に服飾文化研究会に強引に入部させられて早2週間、圭太は部室の簡易ベッドでお相手をしょっちゅうさせられていた……。しかも「君には女装の才能がある」と決まって女装コスプレをさせられて……。そのたびに沙由美に体を触られ、キスもされまくってしまい、圭太は恥ずかしくて死にそうになっていた。そんなある日、教室でクラスメイトで中学からの友人、神崎雄一に声を掛けられる。「お前、赤崎先生が顧問の部活に入ったんだって?」「うん、まあね」「いやぁ、あんな美人先生と一緒にいられるとは羨ましい限りだぜ」「え? いや、別にそんなことは……」「ま、俺は
ある春の日、それは突然に起きた。今年高校に入ったばかりの白石圭太はまだ新しい制服を着て初々しい雰囲気を出していた。最初は戸惑うばかりだった学校生活にも次第に慣れ、友人もでき始めた。「さて、そろそろ部活も決めないとなぁ……」などと考えながら保健室へと歩く。これは別に体の調子が悪いからではなく、そこにいる保険医の赤崎沙由美に会うためだった。物腰柔らかなその保険医はケガや病気の手当だけでなく、生徒の悩み相談にも乗ってくれている。まだ若く美人ということで憧れを抱く男子生徒も少なくない。当然圭太もその一人であり、相談を口実に会いにやってきた次第だった。(まあ、会えるかどうかは