'ハリー・ポッター'シリーズの最終巻が2010年代前半を席巻した後、2012年に出版された'50 Shades of Grey'が大人向け小説の新たな潮流を作りました。日本では湊かなえの『告白』や東野圭吾の作品がロングセラーに。2015年以降は'君の名は。'の小説化が異例のヒットを記録し、新海誠ブームの火付け役となりました。
個人的に注目したいのは、村上春樹の『騎士団長殺し』が純文学ながら商業的に成功を収めたこと。これまでベストセラーリストの上位はエンタメ作品が占めるのが常でしたが、2017年のこの作品はその常識を打ち破りました。電子書籍の普及もこの10年の特徴で、特に海外では'Where the Crawdads Sing'のような作品が紙とデジタルの両方で記録的な売上を達成しています。
Xavier
2026-07-02 08:30:39
10年間のベストセラー小説を振り返ると、ジャンルの多様化が顕著です。2014年の'The Fault in Our Stars'はYA(ヤングアダルト)小説の地位を向上させ、2018年の'Becoming'のようなノンフィクションがフィクションと肩を並べる売上を記録しました。