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第22話 新たな生活と迫る影

作者: みみっく
last update 最終更新日: 2025-07-08 07:00:28

「とりあえず朝食を作ってくる」ユウは立ち上がり、エリーに向かって言った。

「私も手伝います。作れるようにならないと!」エリーは元気よく答え、ユウの後に続いた。

「あぁ、頼む」ユウは微笑みながら答え、エリーと共にキッチンへ向かった。

「でも、庶民の俺と王女は結婚できないんじゃないか?」ユウは少し心配そうに言いながら、エリーの顔を見つめた。

 王族……しかも、王位継承を持つエリーとそもそも結婚なんてできるのか? と不安がよぎった。

「正式じゃなくても構いませんよ」とエリーは真剣な表情で答え、その言葉には決意が込められていた。

「俺も構わないが……」ユウは戸惑いながらも、エリーの気持ちを尊重しようとした。

 まあ……そもそも、俺は男だし結婚式なんて恥ずかしくて遠慮したいと思っているし、お互いに想い合っていれば良いだけだろと思っている。

「ユウさんと一緒にずっと暮らしている事が大事なのです。正式でも正式じゃなくても同じです」エリーは穏やかな笑顔を浮かべながら答え、ユウへの想いを伝えた。

「お前が、それで良いなら俺は構わないぞ。エリーと一緒に居られるならば……」ユウは深く頷き、エリーの気持ちを受け入れることを決意した。

「ユウさんと、考えが同じで嬉しいです」エリーは心からの喜びを表現し、ユウに感謝の気持ちを込めて微笑んだ。

「そうだな」ユウも微笑み返し、エリーとの未来を楽しみにしながら朝食の準備を進めた。

 ユウは、エリーに少し料理を教えてみた。エリーは覚えが早く、料理は丁寧だった。

 エリーは王族でいろいろと、この世界の豪華な料理も知っているだろうし……。料理が得意になってくれれば、いろいろとメニューが増えそうだな。

 俺は、料理が好きでもなければ、得意でもなかったしな……。仕方なく、父のトリスタンの真似をして作っていただけだし。

 朝食を食べ終えると、ユウは前回捜索をしていた兵士がいた町のことが気になっていた。

「村の様子が気になるんだ、ちょっと見に行ってくる」ユウは決意を込めて言った。

「気にしなくても大丈夫だと思いますが……」エリーは少し心配そうに答えたが、ユウの決意に納得した。

「村に買い物に行けなくなると困るからな。問題があるなら、小さいうちに解決をしておきたいしな」ユウは現実的な理由を伝え、エリーに安心させるように笑った。

「そうですね。ご迷惑をお掛けしてすみません」エリーは申し訳なさそうに言った。

「お前が悪い訳じゃないんだ。気にするな」ユウは優しく声をかけ、エリーの肩を軽く叩いた。

「気を付けてくださいね……」エリーはユウの頬にキスをし、心からの祈りを込めて微笑んだ。ユウはそのキスに驚きながらも、エリーの気持ちを受け取った。

「何なんだ、この甘い生活は!!」ユウは心の中で叫びながら、エリーとの楽しい日々に少し戸惑いを感じていた。

 楽しいがドキドキするな……

 彼は自分の感情を整理しながら、町へ偵察に向かった。途中、森の中を抜けて町に着くまでの道のりを慎重に進んだ。村に着くと、ユウは周囲の様子を注意深く観察した。

 村に変わりがなければ、エリーに果物でも、また買って帰るか……

 ユウは心の中でそう決め、村の市場を巡りながら周囲の動向に目を光らせていた。彼の心には、エリーへの思いと彼女を守る決意が強く刻まれていた。

♢森の中の遭遇

 ユウが村の付近に着くと、普段の村の様子と違う感じがしたので、村の外の森の中から観察した。様子を伺っていると、明らかに兵士の数が多かった。村に向かっている途中に、数人の兵士の死体があったので、森へ送られた探索部隊だと分かった。

 明らかに森にいると特定され、送り込まれているような兵士の人数だとユウは状況を冷静に分析していた。

 森の中に倒れていた兵士たちの死因は刀傷や弓矢ではなく、猛獣に引っ掻かれ切り裂かれたような傷や噛み殺された傷が原因で亡くなっていた。森に慣れていない兵士だった。ユウはその光景に眉をひそめ、兵士たちの未熟さや猛獣の森の知識のなさが原因と見つめていた。

「……これは、自業自得ってやつだな。何の知識もないのに、この森に入ってくるのが愚かな行為だったな。」

 森に鎧を装備して入っている時点で、慣れていないと言っているようなものだし。鎧を装備していては動きが鈍るし、体力を無駄に消耗する。鎧は戦場で装備するものであって、森や山で装備するのは……どうかと思うぞ。

 ユウはそう心の中で呟きながら、兵士たちの様子を観察していた。その時、不意に背後から草を踏みしめる音が聞こえた。咄嗟に身を隠そうとしたが、既に遅い。三人の兵士が、警戒心に満ちた目でユウを取り囲んでいた。

「動くな!」一人の兵士が剣を構え、威圧的な声を上げた。ユウはゆっくりと両手を上げて抵抗の意思がないことを示したが、その瞳は冷静に状況を分析していた。彼らはエリーの捜索隊だろうか。あるいは、別の目的があるのか。

 次の瞬間、兵士の一人が拘束魔法を使おうと構え、もう一人がユウに飛びかかってきた。その動きは訓練されているが、ユウにとっては緩慢に見えた。ユウは身体強化で鎧の上からでも拳の打撃が効果を発揮した。

 ユウは鎧をベッコリと凹ませ、声を出す前に即死させた。その他の二人は、その光景を見て呆然としているところを狙い、ユウは瞬時に兵士たちの後ろに回り込んだ。右脇腹辺りを拳で打撃し、残りの兵士には振り向いたところを腹を打撃して絶命させた。

 情報を聞くべきだったと後悔したが、その必要もなさそうだった。また兵士がやって来た。

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