LOVING IN THE PRESENT

LOVING IN THE PRESENT

last updateLast Updated : 2025-01-23
By:  its_jsnielOngoing
Language: Filipino
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What if time was running out? but love wasn't? In a world where moments matter. love in the present is a beautiful exploration of love, loss, and living in the 'now'. Dive into the captivating story of Jackie Leigh Villamor and Aireshi Takahashi as they uncovers the true meaning of love and living in the present.

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Chapter 1

CHAPTER 1

私の名前は北川早苗(きたかわ さなえ)。

アシスタントの吉岡小雪(よしおか こゆき)が暴走運転で、私の妹・北川琴里(きたかわ ことり)をはねた。

私の婚約者で社長の有馬裕一郎(ありま ゆういちろう)は、私のことを可愛がってくれていた。

彼は、琴里の恨みを晴らすために、小雪に復讐すると言い放った。

ところが彼は、私の課長の座を小雪に与え、「高く上った者ほど、落ちるときは惨めなものだ」と言い切った。

小雪に何億円のブレスレットを競り落とし、小雪の愛犬には高級マンションを犬小屋として買い与えた。

それもすべて復讐のためだと言い、私に「もう少し我慢してくれ」と繰り返す。

琴里は事故の後遺症で頭蓋内出血を起こし、緊急手術が必要だった。

私は裕一郎に、長年預けた自分の給料を返してほしいと頼んだ。彼は承諾したが、小雪のところへ承認の手続きをもらいに行けと言った。

ところが小雪は書類不備を理由に、私の申請をあっさり却下した。

ようやく書類を整えて再提出しようとすると、今度は「勤務時間を過ぎたから、明日にしろ」と突き返された。

琴里が息を引き取った後になってようやく、裕一郎から慰めの電話がかかってきた。

「琴里の手術は、数日待ってくれ。これもすべて、小雪への復讐のためだ。琴里の恨みを晴らしてやる。三日後は彼女の祝賀会だ。そこで与えたものを全部奪い去ってやる。それが終わったら、お前と結婚する。お前も琴里も、これで喜べるだろう」

だが私には、とっくに分かっていた。

復讐などという言葉は、裕一郎が小雪を可愛がるための、ただの言い訳にすぎない。

妹は死んだ。私と彼も、ここで終わりだ。

もう聞く気にもなれず、裕一郎が言い終わらないうちに電話を切った。

すると、矢継ぎ早にメッセージが届く。

【北川早苗、お前はまた何を騒いてるんだ。俺は言ったはずだぞ。小雪を甘やかすのは、復讐の一環だと】

【手術までたった三日待つだけだ。お前の妹が、それで死ぬわけがない。それに俺は、復讐が終わったら結婚してやると約束したじゃないか。そこまでしてやってるのに、お前も妹も、なぜもう少し我慢できないんだ】

私は苦笑した。

ここ数年、裕一郎が私に一番多く言った言葉は「我慢しろ」だった。

小雪にすべてを与え、高いところまで上らせてから、その全てを奪い去るのだと。それこそが、彼女への最高の復讐なのだと。

私はそれを信じてしまった。

小雪が出世し、給料を上げ、二人がどんどん親密になっていくのを、ただ見つめるしかなかった。

なのに、裕一郎が小雪に復讐する日は永遠に訪れず、代わりに琴里の訃報が先に届いた。

我に返ると、火葬場のスタッフが骨壺を差し出していた。

重いと思っていた骨壺は、ぞっとするほど軽かった。

かつては両腕でも抱えきれなかった妹の体が、今では片手で簡単に持ててしまう。

そのとき初めてわかった。

「お姉ちゃん」と笑顔で呼んでくれた小さな子は、もう二度と戻らないのだ。

本当は、小雪がわざと承認を止めさえしなければ、琴里は助かったのだ。

成功率ほぼ百パーセントの手術だった。それなのに、私が金を用意できなかったばかりに、琴里は永遠に逝ってしまった。

琴里が死ぬ間際に見せた、窒息して青ざめた顔色も、苦しいのに笑顔で私を慰めようとした姿も、忘れられるはずがない。痛々しいほどに、健気な子だった。

胸がきゅっと痛んだ。

琴里を埋葬しようとしたが、はたと気づいた。火葬の費用で最後の貯金をすべて使い果たし、今の私には墓地代すら出せないのだ。

スマホを開き、誰か金を借りられる相手はいないかと探した。けれど、連絡先に残っていたのは、裕一郎だけだった。

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