Revenge of a reincarnated Luna

Revenge of a reincarnated Luna

last updateLast Updated : 2025-08-18
By:  NightingaleOngoing
Language: English
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Ashley thought living a life of misery had ended when she got marked by the Alpha prince on the night of the moon festival. However, her happiness didn't last too long. She was betrayed by her best friend on her wedding day. Her best friend framed her for killing her father- in- law. “I, Alexander Grey, sentence you to death for murder and deceit, today you’ll go back to your ancestors and remain in punishment! I hereby reject you, Ashley Wells, I regret marking you as my true mate…!” She died, it looked like that was the end for her, but the moon goddess has plans for her. She reincarnated into the body of Luna! Now, will she be able to cope in her new body and in a new pack? Will she decide to go after her ex-mate and her bestie for a reckoning? What would be her fate as Roan James, the Luna of Silver Haven Pack

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Chapter 1

A wedding gift

綾野隼人(あやの はやと)が初恋の人・藤宮玲(ふじみや れい)が離婚したと知った夜、隼人は酔いつぶれるまで酒をあおった。

私・綾野依織(あやの いおり)が夜中まで世話をしているあいだに、ふと隼人のスマホのアルバムを開くと、中はその女の写真でぎっしりだった。

翌朝、酔いが覚めた隼人は「俺たち、ちゃんと式を挙げ直そうか」と私に言った。

それが、その女を国内に呼び戻すための餌だって、私はすぐに分かった。

私は笑って、その申し出を受け入れた。

ただ、隼人が式場の契約書に署名していく、その束の中に、一通だけ、離婚協議書をそっと紛れ込ませておいた。

……

「式場の契約書って、なんでこんなに分厚いんだ?」

隼人は眉間に皺を寄せながら、一枚一枚ページをめくるだけで、なかなかサインしようとしない。

さすがに夕凪市でも名の通ったビジネスエリートだけあって、そう簡単に人に騙される男じゃない。

けれど、その下から二枚目には、私がこっそり紛れ込ませた離婚協議書が挟まっていた。

私はうつむいたまま、それほど緊張してはいなかった。

「補償の条項がやたら多いみたいよ。時間あるなら、ゆっくり読んでみたら?」

どうせ、隼人にそんな時間があるはずがない。

今日は、隼人の初恋の人――玲が、こちらに戻ってくる日だ。

昔、玲が婚約したとき、隼人は腹いせのように私との結婚を選んだ。

そして今度は、玲が離婚して、隼人は酔いつぶれ、明け方に酔いが覚めるなり私に式を挙げ直そうと言ってきた。

全部、玲をこちらに呼び戻すための駆け引きにすぎない。

私たちの結婚なんて、あの二人の都合で振り回される道具にされただけだ。

やっぱり、と思った。

隼人の顔には、はっきりとした苛立ちが浮かんでいた。

「これから迎えに行かなきゃいけない人がいる。こんなの確認する暇はない」

その目の奥に、ふっと柔らかい光がよぎる。

さっきまでの不機嫌さは、全部私に向けられたものだ。

あの一瞬の優しさだけは、玲にしか向かない。

慌ただしくサインを終えると、隼人は私の前に背中だけを残して出て行った。

三日前、隼人は突然、式を挙げ直そうと言い出した。

隼人と結婚して五年になるが、派手な披露宴もなければ、大々的な発表もなかった。

互いの両親とごく親しい友人以外、誰も私たちが夫婦だなんて知らない。

ニュースで隼人が紹介されるときでさえ、肩書きの横にはいつも「未婚」の二文字が並んでいる。

たまに出るゴシップ記事も、決まって隼人と玲の、痛々しい恋の歴史を美談みたいに語っていた。

実は隼人と籍を入れているこの私には、そのどこにも名前を残す資格がない。

本当は、ここまで来るあいだずっと分かっていた。

隼人には、死ぬほど愛した女が一人だけいる。

結婚して五年、隼人なりの優しさがまったくなかったわけじゃない。ただ、その分はほんの少しだけだった。

私は私なりに愛情を注いで、ここに私がいることを、少しでも隼人の日常にしてもらおうとしてきた。

けれどこの家で、隼人の顔に本物の笑顔が浮かんだことは、一度もなかった。

そんな隼人が、あの日だけは一滴も飲まないはずの酒を浴びるように飲み、酔いつぶれるまで笑い顔を貼りつかせていた。

後でこっそり調べてみると、案の定、玲が離婚した日だった。

その夜も、夜中まで隼人の世話をしてから、玲の誕生日を入力して隼人のスマホのロックを外した。

アルバムを開くと、写真のデータが容量を埋め尽くしそうな勢いで溜まっていた。

そこに写っているのは、玲だけ。

私の姿は一枚もない。

電子アルバムの表紙だけは、隼人と私のウエディングフォトになっていた。

けれどその中の私の顔だけ、玲の顔に差し替えられていた。

籍を入れたとき、式なんかいらないと言い張っていた隼人が、写真だけはどうしても撮ろうと譲らなかったことを思い出す。

そういうことだったのか、と胸の奥で小さくつぶやいた。

その瞬間、私ははっきり悟った。

この五年の結婚生活は、そろそろ幕を下ろすべきなんだと。

残っているのは、離婚の手続きがすべて終わるまでの時間だけ。

カウントダウンの始まりだ。

手続きがすべて終わるまで、あと一か月。

ちょうど隼人が私に、式を挙げ直そうと約束したあの日までの期間も、同じく、あと一か月しか残っていない。

カウントダウンは、残り二十日。

隼人はそれまで以上に、朝早く出て夜遅く帰るようになった。

かつて口にした結婚式の約束なんて、最初からなかったみたいに。

たまに隼人の幼なじみのインスタが流れてきて、写真の隅にはいつも、女を連れて並んで歩く隼人の姿が小さく写っている。

その女の顔は、隼人のスマホのアルバムで見慣れた顔だった。
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Nightingale
Nightingale
This is awesome!
2025-09-30 07:22:58
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