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第3話

مؤلف: サンニイチ
ママは結局、妹の好きな料理を作った。

3人は食卓を囲んで笑い合い、とても幸せで仲の良い家族のように見えた。

私は少し寂しくて、ママのそばへ近づいた。

そのとき、隣の椅子の上にケーキの箱が置いてあるのに気づいた。

私は窓辺にしゃがんでいる野良猫に得意げに言った。

「あれ見たの?パパとママが私のために買ってくれたケーキだよ。今日が私の誕生日なの、ちゃんと覚えててくれたんだ」

野良猫が私をにらみ、まるで私を嘲笑っているかのようだった。

ケーキはママによって妹に渡された。妹が食べたがったから買ったのだと言い、私に聞こえないように声まで小さくしていた。

「こっそり寝室で食べなさい。お姉ちゃんに知られたら、また不公平だって泣くから」

私はあのとき一度しか泣いていないのに、ママは10年も何度もその話を繰り返した。

でも実は、そんなに悲しくはなかった。

だって、くじを引いたとしても、どうせ私はハズレくじしか引けない。私は運が悪いから。

ケーキはやっぱり妹のものだ。

「私は一度もケーキを食べたことがない。あなたは食べたことある?」

私は野良猫に聞いた。

すると猫は突然部屋に飛び込むと、妹の手にあったケーキを一撃でひっくり返し、そのまま外へ逃げていった。

妹の手は引っかかれて血が出た。

妹は大声で泣き出した。

ママは腹いせのように花瓶を持ち、私の寝室のドアへ思いきり投げつけた。

「優唯、わざと雪乃を傷つけようとしてるの?家にいるのにどうして窓を閉めておかなかったの!」

それでも私がドアを開けて出てこないので、ママは完全に怒り出した。

しかしパパがママを止めた。

「もういい、今はほっとけ。まず雪乃を病院に連れていこう。帰ってからあいつに責任を取らせればいい」

3人が帰ってきたときには、もう夜中になっていた。

パパとママは一緒に私のドアを叩いた。

部屋の中から何の反応もないとわかると、ついに完全に我慢が切れ、ハンマーを持ってドアを壊そうとした。

最後は近所の人が苦情を言いに来たので、パパとママは部屋の外で罵っただけで諦めた。

ママは妹に新しいプリンセスドレスを買ってあげた。

妹はくるくる回りながら自慢した。

「ワクチン接種のとき、私が泣いたら、ママはかわいそうって言って新しい服を買ってくれたの。それにおいしいステーキも食べたよ。

お姉ちゃんは食べたことないでしょ?だって運が悪いんだもん。当たりくじを引けたら、ママもお姉ちゃんにステーキを食べさせて新しい服を買ってくれるよ」

私の血はドアの隙間から外へ流れていった。

妹はそれを踏んで転び、大声で泣き叫んだ。

その声でパパとママが駆け寄ってきた。

「どうしたんだ?この血はどこからだ?」

パパは驚いてドアの隙間を見つめた。

「優唯の部屋から流れてきているみたいだ……優唯……」

しかしパパの疑いは、妹の泣き声にすぐ遮られた。

「私はお姉ちゃんに新しいドレスを見せようとしただけなのに、お姉ちゃんが出ていけって言ったの!

これは私の血なの。頭がすごく痛い!」

ママは一瞬で激怒した。

怒りに任せてドアを何度も蹴りつけた。

「優唯、今すぐ出てきなさい!妹をこんなに出血させておいて、まだ隠れてるつもり?」

今度こそママは本気でドアを開けようとしていた。

蹴るたびに力が強くなっていった。

その衝撃で、私の遺体もドアに何度もぶつかり、形が崩れていった。

もしこの姿を見たら、みんな怖がるだろうか。

結局ドアは壊れず、ママは先に妹の手当てをしに行った。

去り際に私を「ろくでなし」と罵った。

実は妹が私をこんなふうに陥れるのは、これが初めてじゃない。

小さいころからずっと、妹が過ちを犯すとまず大声で泣き、それから全部私のせいにする。

ママはとても公平だ。

いつも「誰が正しいかは関係ない、まずくじを引く」と言う。

そしてハズレくじを引いたほうが罰を受ける。

その結果、毎回叩かれるのは私だった。

もし私がまだ生きていたなら、今回は屋根裏に閉じ込められて飲まず食わずか、それとも雨の中で一晩立たされるのだろうか。

私はふわりと階下へ漂った。

そして、あるものに気づいた。

涙があふれ出た。

そしてようやくわかった。

どうして10年間、私は一度も当たりくじを引けなかったのか。
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