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第620話

Author: ラクオン
梨花は、養父母の死が篤子の仕業だったことしか、竜也に話していないとはっきり記憶している。

石神という男については一度も口にしたことがない。

竜也は彼女の質問に驚く様子もなく、ゆっくりとベッドのそばまで歩いていき、腰を下ろした。布団をかけ直してやってから、ようやく口を開く。

「奴のことは知っている」

言葉を区切り、梨花が不思議そうな顔をするのを見て、彼は彼女の耳元の後れ毛を優しく撫でつけて、続けた。

「篤子がお前の両親を殺したのは、あの男の仇を討つためだったことも知っている。しかも、使われたのは石神が入所前に残した勢力だ」

梨花は呆然とした。

まさか彼が、自分以上に詳しい事情を知っていたとは思わなかったのだ。

「石神は少し前に出所してから、巧みに足取りを消している。目立った行動を避けているようだから、今のところ俺たちと正面衝突するつもりはないんだろう」

彼女は続けて尋ねた。

「じゃあ、今夜の機会を利用して、石神の居場所を突き止めるってこと?」

「ああ」

竜也は感心したように頷いた。

石神が今、正面切って挑んでこないのは、長年の服役で勢力が弱まっているからに過ぎな
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Comments (5)
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てて
よしよし、言った言った。
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Sayan
やっと言えたー!!!! 竜也、ボロボロ泣くんじゃないかなぁ。 次話が楽しみすぎる。 はよ籍入れてしまえ。
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兵頭香里
良かったね〜竜也〜!喜んで泣くかな?叫ぶ?それとも踊り出す!?反応が楽しみ!!久々に明日の更新を笑顔で待てる気がする。
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