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『アルファの治癒師』第3章

last update Date de publication: 2026-08-25 15:29:01

ルーカンの視点

握り慣れた訓練用の刃の重みを感じていたが、今日ばかりは皮膚の下で荒れ狂う嵐を静める役には立たなかった。

松の香りと遠くの雨の気配を含んだ鋭い朝の空気を切り裂きながら、私はピークポイント群れの訓練場へと大股で向かった。頭の中は絶えず彼女の周りを巡り続けている。イザベラ。切迫した必要性に駆られたあの瞬間、自らを縛り付けた狩人(ハンター)。

彼女の正体の匂いを嗅ぎ取ったあの瞬間、喉笛を食い破っておくべきだったのだ。それなのに私は、誓いと血によって彼女を自分に縛り付けた。

必要悪だ、と自分に言い聞かせる。

私の血の中にはまだ銀が残っており、それを焼き消すことができるのは彼女の禁断の知識だけだった。だが、その必要性ははるかに危険な何かへと変わりつつあった。アルファとしての私の自制心を脅かす何かに。

記憶があの小さな小屋での最初の夜へと引き戻される。銀の毒が液状の炎となって私の血管を焼き尽くしていた夜。彼女の匂いが鼻腔を突くまで、苦痛がすべてを覆い隠していた。成熟した女の匂い、熟れきった情欲、薬草の奥に潜む野性的で甘い芳香。激痛の中にあってもペニスは瞬時に太く硬くなり、身体は即座
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