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55.ダンテ、スッポン女と別れられず苦悩する。

Penulis: 専業プウタ
last update Terakhir Diperbarui: 2025-12-25 12:43:27

「エレナ様がクレアに俺が宰相を希望するように言ったんですか? からくり人形みたいに最近はそれしか言わないんですけれど。」

俺は要職試験を前に彼女に確認したかった。

「さあ、どちらにしろあなたは宰相になるんじゃない?世界を帝国領にした実績があるもの。」

エレナ様が美しい微笑みを携えながら言ってくる。

補佐官の方が彼女の側にいられたが、次のターンでは帝国内の行政を整えたいのだろう。

人を利用するのが本当に上手な人だ。

でも、それが彼女の愛する陛下のためだと思うと許せてしまう。

そして俺は陛下のことも好きだと思う。

「そういえば、陛下が俺みたいに厳しいことを言ってくれる人が側にいてくれて嬉しいと言ってましたよ。宰相になるとしてもそれは陛下のためです。」

最近の俺はかなりおかしいと自分でも自覚している。

エレナ様の前で陛下に思われているのはお前だけじゃないと言うような発言をしてしまうのだ。

陛下が美しすぎて良い匂いがするから男という感じがしないせいかもしれない。

そして陛下の弱さをみてしまった時から、彼を守ってあげたいという気持ちが芽生えてしまったのだ。

「陛下らしいわね。」

エレナ様が余裕の笑みで言ってくる。

「エレナ様って自分に甘い人間ばかり側に置きますよね。レオにも自分を好きにならなかったから男が好きだと言い放ったらしいですね。乱暴な考えですね、レオ以外なら怒りますよ。」

俺は彼女がレオや陛下のような優しい人間ばかり自分の周りに置いてることを指摘した。

「どうして、私を好きにならないなら女が好きじゃないなんてあなたが一番よく知ってるでしょ。」

いつも俺に目線を合わせないようにしているエレナ様がキメ顔で俺を攻めてくる。

顔面が強すぎる上に、彼女のこの自信に贖えない自分がいる。

レオもアーデン侯爵家の養子になってから、自己肯定感がぐんと高くなった。

金を湯水のように使って色々なことに挑戦させてもらえ、侯爵を見る限り子に嫉妬することもなく讃える。

エレナ様が恐ろしく自信家に育ったわけだ。

「母上も、かなりしっか

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