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第1373話

Auteur: 落流蛍
華恋は日陰に座り、彼らの様子を見ながら、唇の端をわずかに上げた。

あの頃の自分には、手伝ってくれるスタッフなどいなかった。

しかも、こんな果物の種類が揃っている果樹園もなかった。

哲郎にその時期で一番新鮮な果物を買ってあげるために、彼女は自分で郊外の果樹園まで足を運ぶしかなかった。

時にはサプライズのために、わざわざ他の都市まで行き、その土地で一番新鮮な果物を買い付け、それを空輸で持ち帰ったこともある。

だが、そこまでしても、彼女が得たのはいつもゴミ箱に捨てられる結末だった。

華恋はその果物を見つめた。

ふと考える。もしそれらの果物を時也に贈ったら、どんな反応を見せるのだろうか。

時間は少しずつ過ぎていった。

ようやく昼になった。

太陽は次第に強くなり、暑さが増していく。

楓怜と雅美、そして和樹の三人は、午前中ずっとしゃがみ続けていた。

本当は華恋の目の前でこっそり手を抜こうと思っていたのだが、少しでも立ち上がろうとすると、華恋の視線がすぐに向けられる。

しかも、その視線はにこやかで。

まるで「私たち、親友でしょう?これくらいで疲れたの?」と言っているかのよ
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