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第1378話

Auteur: 落流蛍
怒りでいっぱいの楓怜は、もはや慎重に事を進めるつもりはなかった。

もし華恋が本当は認知症ではなく、今日の一連の行動がすべて彼らをわざと困らせるためのものだと分かったら、明日には直接どこかへ連れて行って始末するつもりだ。

どうせその時はスケープゴートを用意して罪をなすりつければ、自分は堂々と南雲グループを継ぐことができるのだから。

一方その頃、華恋は楓怜の企みなどまったく知らず、のんびりとスタッフが運んできた果物を食べていた。

この果樹園は確かに賀茂家の産業だが、以前に時也が賀茂グループの事業を買収しているため、彼女自身もまた株主の一人だ。

それを知ったのは、華恋がここに来てからのことだった。

というのも、来る前には楓怜がどこへ行くのか分からなかったからだ。

この果樹園が賀茂家と関係していると知るや否や、華恋はすぐに小早川に連絡した。

そして一家全員をブラックリストに登録するよう指示した。

さらにマネージャーを呼び出し、南雲家のために豪華な昼食を用意させた。

これこそが、彼らにサービスを提供しないのに入園は許した本当の理由だった。

今日の体験が南雲家の人間たちに強烈
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