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49.落下

Auteur: 空空 空
last update Dernière mise à jour: 2025-08-30 22:36:33

「くっそ、何がどうなって……!?」

 いまだ何が起きているのかを完全に理解できてはいないが、しかし目の前に敵がいる以上再び戦わなければならない。

「ハナさん……! まだやれそうですか?」

「やれそうっていうか、やるしかないけど……でもこれ、いったいいつまで……」

 ただでさえ集中を要する相手。

それなのに息を吐く間すら与えてくれない。

そしてそれが一体いつまで続くものなのか……もうさっぱり分からないのだ。

もしかしたら、それこそ永遠に……。

「くっ……」

 飲み込みがたい思いを抱えつつも、復活した魔物たちの群れへ飛び込んでいく。

俺が刃に光を灯すと、先ほどまでとは違って魔物たちはあの遠距離攻撃でそれに応じた。

 幾筋もの光の帯の中、それらを避けながら再び一体一体処理していく。

ハナさんも魔物の光弾を弾きながら支援してくれた。

 同じことの繰り返し……とはいかないが、俺も多少慣れてきたのかさっきより安全により速いペースで仕留めていく。

その度に感じる確かな手ごたえ、命を奪った感触。

 辺りには魔物の光弾や熱気と冷気が入り交じり、本来黒単色で構築されている無機質な空間を様々な色が彩っていた。

 最後に、ハナさんが打ち返した光弾でひるんだ魔物に、俺は烈火を伴って剣を深々と突き刺す。

これで再び、五体の退治が終わったわけだが……。

「……」

 全員で、状況を静観する。

原理が分からない以上、対処の仕方も分からない。

そもそもそんなものないのかもしれない。

それでも「これで倒れてくれ」と願わずにはいられなかった。

しかし、現実はいつだってそうした願いには応えてくれない。

「うそ……また、なんで……?」

 先ほどと同じ現象。

魔物の復活。

ハナさんはそれを再び目の当たりにして頭を抱える。

 まるで何かの冗談のように……いや、冗談だったらどれほどよかっただろうか?

気味の悪い見た目をした魔物たちは、死を超えて再び不可思議な空間を踏みしめている。

「……ちっ」

 こみ上げてくる徒労感に、手応えの無さに舌打ちする。

俺は苛立ちに任せて、再び魔物の首を斬りに駆けた。

 しかしどんどんその一挙一動が雑になっていく。

これで殺しても、死を与えられないと分かってしまっているから……俺はどんどん精度を欠いていく。

「ま、待ってみーちゃん! こ、このままじゃダメだって……!」

「それは……分か
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