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第7話

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私は慌てて手を伸ばし、夜叉婆の炭のように真っ黒な手を握って、心配そうに言った。

「お母さん、お肌がどうしてこんなにカサカサなんですか?昨日の夜、お手製のパックを作ったので、よかったら持ってきましょうか?」

悪態をついていた夜叉婆だったが、それを聞いて急にきょとんとして、それからどもりながら言った。

「あ、あぁ……頼もうかしら……」

やっぱり、綺麗になりたいと思わない女はいないものね。

私が本当にパックを用意して夜叉婆にしてあげていると、臓鬼爺が不機嫌になった。

「おい、新しく来た嫁をしっかり脅かしてやるんじゃなかったのか?」

私は首切り将軍をじっと見つめて、口を曲げて言った。「なんだ、以前他の女がいたんだ」

首切り将軍はたちまち顔をこわばらせ、体からどす黒いオーラを放つと、そのまま夜叉婆の頭をねじり取ってしまった。

本当、それほど大それた親孝行はあったのだろうか。

しかし、首切り将軍は全く夜叉婆に構うことなく逆に私に向かって口の端を歪め、少し気まずそうな笑顔で言った。

「違うよ。あいつらは全員家に入る前に、光希に殺されたんだ」

夜叉婆も気まずそうに自分の頭を元に戻すと、顔のパックを軽く叩いてから、臓鬼爺を不気味に睨みつけた。

「口が軽すぎるんだよ。さっさとご飯の準備をしな!」

臓鬼爺はすぐに黙り込み、荷物と、お腹から飛び出たはらわたを引きずりながら​キッチンへと向かった。

彼が通った後の床は、また真っ赤な血の色に染まっていった。

この時、血濡れの姫は床から起き上がり、とても丁寧に拒否の言葉を口にした。

「おばあちゃん、ごめんね。正直、おじいちゃんの料理、まずすぎるから、やめたほうが……」

彼女が言い終わらないうちに、​キッチンから飛び出したはらわたの一部が、あっという間に血濡れの姫に巻き付いた。

臓鬼爺はケケケと不気味に笑った。「いい子だから、俺と一緒にご飯を作ろうねぇ」

床一面に散らばるはらわたを見ながら、私は裁縫道具を探しに部屋に戻った。「あら、お父さんのセーター、糸がほつれちゃってるじゃない。なんで放っておくのかしら」

臓鬼爺がご飯を作り終えた頃、私も裁縫道具を見つけ出せたので、かいがいしく配膳を手伝ったあと、臓鬼爺の腕を掴んで言った。「お父さん、セーターを直しましょうか?そんなふうに糸を引きずって歩くのは不便でしょう。昨日、私が掃除したばかりの床が汚れちゃうじゃないですか!」

すると化け物たちは、顔を見合わせた。

コメント欄の人たちもようやく理解したようだった。

【なんだ、こいつは度胸があるんじゃなくて、ただ目が悪いだけか?】

【いや、でも動きを見るとちゃんと歩けてるし、たぶんひどい近視なんだろう】

【俺は彼女を泉様と呼びたいくらいだ。だって俺たちに思いもよらない攻略法を示してくれたんだから】

【まあしばらく様子を見てようぜ。俺は、この女、実はすごく頭が切れてるんじゃないかと思うけどな】

そのコメントが流れた直後、私は臓鬼爺のはらわたを掴み、繕い始めた。

義理の父親なので、あまりベタベタするのもどうかと思い、少し距離を取っていたのだ。

だからそれが何なのかよく見えず、ただじっとり濡れているのを感じて、私は文句を言った。

「この毛糸、なんで濡れてるんですか?お父さん、さっき野菜を洗ったときに水でも跳ねたんですか?」

臓鬼爺もどうしていいか分からないようで、乾いた声で一言だけ返した。

「あ、あぁ……たぶん、そうだろうな」

そして、私が臓鬼爺のお腹を縫い終わったあと、気まずい空気のなか、皆でようやく食卓を囲んだ。

誰も手をつけないので、私は遠慮なく箸を伸ばし、「鶏のもつ煮込み」を取った。

そして私がそれを口に運ぼうとすると、化け物たちは邪悪な笑みを浮かべて、私をじっと見つめていた。

「これはね、あなたのお父さんが今日、下の階から持ってきたばかりの新鮮な食材だよ。昨日の晩におろしたばかりだから、鮮度が抜群なんだ」
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