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第13話

Auteur: 金子
祐介は蛇口を最大にひねった。でも、頭の中では梨花の言葉が繰り返し響いていた。

自分はクズだ。

自分は、汚れたクズなんだ。

祐介は必死で自分の体をこすった。なんとかして汚れを落とそうとして、肌が赤くなってヒリヒリしても、彼は手を止めなかった。

その時、外からスマホの震える音が聞こえ、祐介は体を拭いて電話に出た。

電話の向こうからは、警察の声がした。

「もしもし、藤原さんですか?検死の結果が出ましたが、どうやらご遺体は二宮さんではないようです」

その言葉を聞いて、期待と不安が入り混じって祐介の胸は激しく高鳴った。

「どういうことですか?検死?彼女はもう火葬したはずですよ!」

その矢継ぎ早の質問に、警察は一つ一つ答えた。

「ご遺体は警察署の解剖室にあります。藤原さん、通常こういうケースでは検死を行うんですよ。ご存じなかったですか?」

話を聞きながら、祐介はあの日、目を覚ました時の梨花の怯えたような目を思い出し、すべてを察した。

梨花は、彼がいつまでも夏美のことで塞ぎ込まないように、嘘をついたのだ。空の骨壷をテーブルに置いた。

「じゃあ、あの遺体は?」

「我々の鑑定
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