Masuk星多が今夜は一番に入浴した。 お義兄さんの入浴中に、名美は真琴に話した。「ごめん…あたし、今日気分じゃないの。いつも…3人で楽しんでいるけれど、真琴。それと...すごく、言いにくいんだけど……」 名美は今にも泣きだしそうだ。 「気分が乗らないのを無理することはないさ。名美、言いにくい事って…どうしたんだい?」優しく髪の毛を撫でそっと抱きしめる真琴。「あたしを今日、和室で眠らせてください」 真琴の顔が一瞬引きつった。 3Pを楽しんでも、毎夜、名美が眠りに就くのは2階にある夫婦のベッドだった、ずっと。「どうして?」 真琴が訊く。 「お義兄さんとお話ししたいんです」 「じゃあ、話が終われば2階に上がって来ればいいさ。な、そうだろ? 名美? 名美っ...」 名美は何にも云えずに泣きだしてしまった。 真琴は「分かったよ、名美。わかった…」と名美をまた優しく抱きしめ包んだ。「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…」謝り続ける名美。「名美、謝らないで。謝られると辛いよ…」と真琴が言った。「はい」 そうこうしていると星多が風呂から上がって来た。「名美、今日は疲れただろ、先に入りなよ」真琴がそう促した。「うん。ありがと」 名美はバスタブに浸かり、何故だか泣けてきた。(あたしなにやってるんだろう。より子さんって誰? あたしはお義兄さんが好き。誰にもワタサナイわ! …にしても、子どもさんまで居たなんて。いったい、どうなっているのかしら、より子さんという人に今でも会うのかしら?) 頭の中がグルグルする。綺麗に躰を洗った。良い匂いをさせるために、ステキな香りのシャンプーで念入りに髪も洗った。 あたしは…お義兄さんに愛されたい! あたしだけのものよ?! はやくこの火照った躰を抱いてほしいわ。 「お先だったわ。真琴」「うん。じゃ、俺風呂入ってくる」「はい」 名美はすぐに髪の毛を乾かしセットし、甘い香りのするボディローションを躰中に塗った。 そして真琴が浴室に行ったタイミングで、和室の引き戸越し、中に居るお義兄さんに声を掛けた。「お義兄さん...名美です。おしゃべりしたいわ」まるで待ち構えていたかのように、すぐに引き戸があいた。「名美ちゃん…オレの愛しい名美ちゃん…気にしているんだろ?」 「え...」「お袋が口にした事さ」「あ...ハイ、そうです…より子さんっ
そんなことがあった翌朝も…なにも知らない真琴はいつも通り。 「名美、アニキ、いってきまーす!」出勤して行った。 真琴が仕事へ行ってくれた… すでに名美のアソコはよだれを垂らしてしまっている。ああ…お義兄さん...あたしが他の男とセックスするのにくぎ付けになりながら覗き見し、シコシコして発射したわ。なんてエロチックなの! 素晴らしいわ...お義兄さん... 玄関のつっかけを揃えるために名美がしゃがむとクチュッ...ピチャッ…と音が鳴った。もちろん名美のこの上なく欲しがり屋さんな花園からだ。 星多は聴き逃さなかったし、もうたまらないガマンできないと言わんばかりに、凄い勢いで名美の手を引っ張り和室へ連れて行った。「名美ちゃん?」「ハイ...お義兄さん」「ゆうべ…なにかあったよね? …ンン?…」少しサディスティックに名美を問い詰める星多。 ちょっぴり乱暴に「ネェ…言ってごらん? オレの自慰行為見ちゃったの? ...ン? はっきりとお口に出して言ってごらん? オレはどうしてたの...ほら、コトバにしなさい」「...ハイ...」恥ずかしさから顔をそむけながら返事をする名美。 「お…いにぃ さんはぁ...」星多が名美のバストを揉みしだき始めた。ギュ! ギュッ! ブルン! グイ! ブルンぶるん! ギュィッ!! …ああ! カンじちゃう! すごぉい! イイ! 「ア! ァッ!」「ん~、ア! じゃわかんないよぉ、なみちゃん? オレ、なにをどうしてた? ... 」「お義兄さんは…肉棒を、しごいていらしたわ...」泣きたい、逃げ出したいぐらい恥ずかしい。だのにあたし...興奮しておもらししちゃってる...「フフフ…そうだね、えらいよ、名美ちゃん。オレがホシイ?」「ハイッ! ハイ!」…アハァ~ン、ほ...ほし...ぃ」 星多にバックハグされたままGカップのバストをゆらされ続けている名美。 星多は名美の肩を少し乱暴に掴み、躰を向かい合わせにさせた。「名美ちゃん、ああ! オレの名美ちゃん、じゃあ抱いてあげるよ!! ステキだよ、名美ちゃん!」「ァアンおにぃさ...」グチュ! 名美は唇を星多の唾液まみれの口でビチャッ! グチュ、ズルズルズルッ…塞がれた。負けないように唾液を出し、星多の舌を逃さずンチュ! ンチュ! と口ぜんぶで愛する名美。時々くちびるが離れ見つめ合う。つばが糸を引く…そ
34才の名美と夫である真殊32才は新婚ほやほや。名美は真琴の実家戸渡家とも旨くやっている。 新婚さんは毎夜素敵に愛し合っている。 「ここかい...? 名美」「アハァ~ン...真琴、そこよ! そこ、つ…ぃ...て! ...ア! ア! ァアッ!」激しくダンスするみたいに腰を振る真琴。「ぁああ! な…み、のはさ、上が...ザラザラして、凄いンだよねっ! ハーハーハー」荒い息で名美を丸ごと、カンじる真琴。「うふふ、あたしの躰は真琴をキモチよくするために生まれてきたのよ! ゥゥ~ン、イイ! ィィ! ステキよ。真琴ぉ、突いて! ついて! あたしを滅茶苦茶にして! お願いッ」ふたりの結合部分からは名美の垂らした液のせいでグチュグチュ大きな音が奏でられている。パンパンパンッ!「ああぁ、たまんないよっ! 名美!」ますます名美の肉体の虜となり取り憑かれたように腰を振りまくる真琴。「アン! ァンッ! ア! ア! ア! ンン...」ふたりはまるで空中遊泳してるみたい。パンパンッパン!! パンッパンパンパンパン…!「あぁ! もう出ちゃうよ、名美、もう1回してあげるからね、ゆるしてね!!」ドクドクドクッ...名美の体の中にほとばしる真琴。 毎日二人は、狂ったように戯れ合う夜がやってくるのを楽しみにしている。 真琴は通販サイトのテレフォンオペレーターをしていて、気苦労が絶えない。そんな真琴を名美はいつもねぎらい、もちろんハートたっぷりの愛妻弁当を真琴に持たせもしている。そんな姉さん女房の名美。真琴の会社では、女性従業員が「今日も素敵なお弁当ですね!」と言ったり、男性の同僚は「羨ましいな~」なんて言う。 「ほんと、俺にはもったいないぐらいの優しい妻なんですよ」真琴が返す。 そんな穏やかな結婚生活の中に、突如として真琴に実家からニュースが飛び込んだ。真琴の4つ上の兄がフランスから帰って来たと言う。実家の両親と元々仲の悪い星多。フラッと居なくなっては時々真琴に電話を掛けてくる。去年など「今、メキシコなんだよ」と言われた真琴は、(え、こないだまで四国に居るって言ってたよね?)とビックリしたのだった。風来坊とは星多のためにあるような呼称だ。 そして、そのフランス帰りの星多が今日、真琴に電話してきた。「一文無しなんだよ、真琴。少しの間居させてくんない?