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第1165話

Author: リンフェイ
隼翔の母親である美乃里は琴音の前で唯月の話題を出したことがある。

琴音は特に唯花のほうに注目していた。唯花があの結城家の若奥様になったのだから、交流を深めてみたいと思っていたからだ。

それでもちろん唯月のことも気にはなっていた。唯月はなんと言おうが結城家の若奥様の姉だからだ。

「これは俺のテナントで、貸しているんだ」

隼翔はひとこと付け加えておいた。彼が店の人に代わって店が綺麗などと庇っていると琴音に思われないようにするためだ。

琴音は微笑んだ。「なるほど自分の店舗だから、ここで朝ごはんを食べたわけね」

「俺はもう腹いっぱいになっている。もう何も食べられない。樋口さん、それを持って帰ってくれ。わざわざどうもありがとう」

隼翔は琴音を連れて会社に出勤したくなかった。

琴音は笑って言った。「後で持って帰るわ。これから隼翔さんの会社をちょっと見学したいの。今回星城に来て、やる事がある以外に、あなたの会社のような大企業との提携の話もしたかったから」

樋口家のビジネスもかなり大きい。

美乃里は樋口家と親戚関係になりたいと期待している。琴音は星城での市場開拓をしたいと考えていて
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