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第1227話

Auteur: リンフェイ
明凛が言った。「もし将来、弦さんに好きな女性ができたら、絶対に私に紹介してよね。一体どんな子が彼を落とせるのか、気になって気になって仕方ないわ」

悟は彼女の耳元まで近寄り、頬にキスをした後、落ち着いた声で話した。「これからは君も九条家の人間になるんだ。弦兄さんに好きな人ができたら、俺らが第一に情報を得るに決まってるだろう」

明凛は軽く彼を押し退けた。「親たちもここにいるんだってば」

それなのにキスまで。

彼女がいくら大胆であろうとも、こんな親たちがいるような場面で彼にキスなどできはしない。

「俺らの仲がもっと熱くなるほど、みんな嬉しくなるんだよ」

明凛はサッと親たちのほうを見た。そんな彼らは婚約の件で忙しく話し合っていて、全くこの二人が何をしているのかなど気づいていなかった。

「ちょっと外に出ましょう」

ここで明凛がそう提案した。

悟もそうしたいと思っていた。

「お母さん、悟と一緒にそこらへんを散歩してくるわね」

明凛は母親にそう言うと、悟の手を引っ張って家を出た。

家の前に広がるあの花の海は健在である。夜になると、なんとライトアップまでされていた。それは悟が花
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