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第2273話

作者: リンフェイ
「では、九条さん、お昼にお会いしましょう」

弦は笑っていた。「ええ、ではまた後で。あ、そうだ。迎えは必要でしょうか?私が迎えに行くこともできますが」

小夏はお礼を言った。「お気遣い、どうもありがとうございます。でも、大丈夫です。もう送迎のバスを手配してるので、試合が終わったら、バスでホテルまで送ってくれるんですよ」

「わかりました。次回、試合に来た時はバスの手配は必要ありません。私に連絡してくれれば、こちらで手配しましょう」

小夏は笑った。「はい、じゃ、次試合がある時は、九条さんにお願いします」

試合自体はしょっちゅう行われているが、星城であるのは少ない。

小夏は弦がここまで親切にしてくれるので、一応それに応えておいたのだ。どのみち、星城で試合があることはもうないだろうから、彼に迷惑をかけることもない。

電話を終えると、弦はもちろん車の中で昼まで待機する気などなかった。

今はとても暑い。車はクーラーをつけてはいるが、長時間この場にじっとしているのはさすがに耐えられない。

彼は車から降りてホテルに入ると、ロビーにあるソファに座り、ホテル客が出入りするのを眺めていた。

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