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第2343話

作者: リンフェイ
「おばあ様」

避けられないのであれば、立ち向かうしかない。

弦は即座にニコニコと笑顔を作り出して、おばあさんに挨拶した。

小夏は今やって来た、まるでマリア様みたいな慈悲深い笑顔をしているおばあさんはきっと結城家のあのおばあ様なのだろうとわかった。

おばあさんの格好は本当に街中にいるご老人たちとほぼ変わらない。見た感じ素朴だが、彼女自身から発せられる高貴なオーラをその普通の服では抑えきれていない。

おばあさんの足腰はしっかりしていて、まるで羽根が生えているかのように颯爽と歩いてくる。それに肌のお手入れもされ、見た目的には五、六十代のおば様のようだった。実年齢が一体いくつなのか全く想像できないくらいだ。

「九条さん、こちらのお嬢さんは?」

この時、おばあさんは小夏に視線を向け、全く何も知らないふりをして弦に尋ねた。

このご年配の夫人を目の前にして、弦は小賢しい真似などできるわけもなく、おとなしく正直に小夏を紹介した。

「はじめまして、おばあ様。花京院小夏と申します」

弦が二人を紹介した後、小夏は急いでおばあさんに挨拶した。

おばあさんは慈悲深い笑みを見せた。「花京院さ
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