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第2600話

Author: リンフェイ
勇飛とその場にいる先生たちはみんな弦が隙をついて、運良くギリギリ大和を倒せたとわかった。

しかし、勝ちは勝ちだ。

大和もわざと弦に負けたのではなく、弦は本当に実力で大和に勝った。

弦は大和に手を差し出し、彼が立ち上がってから握手を交わした。

「大和さん、最後は手加減してくれましたね」

大和は笑って言った。

「いや、手加減なんてしていませんよ。あなたが俺の弱点を見事についたんです。不意をつかれて反応ができませんでした。弦さん、俺の負けです」

それでも、弦は謙遜する言葉を述べた。

その場はしんと静まり返っていた。二人の会話の声が呆然としていた全員の意識を呼び戻した。

「わああああ!!!」

この時、寛太が大喜びで飛び跳ねて、小夏の肩をぱんぱんと叩いて叫んだ。

「小夏先生、小夏姉さん!僕たち賭けに勝ちましたよ!九条さんが大和先生に勝った。僕たちの勝ちです。二十万は僕たちのものですよ。はははは、半年分の夜食代だ!」

他の道場生たちは一斉に飛び跳ねて大喜びしている寛太に視線を向け、嬉しくて叫ぶ彼の声を聞いていた。彼らは寛太のことを嫉妬と羨望の眼差しで見ていた。

小夏も呆然
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    勇飛とその場にいる先生たちはみんな弦が隙をついて、運良くギリギリ大和を倒せたとわかった。しかし、勝ちは勝ちだ。大和もわざと弦に負けたのではなく、弦は本当に実力で大和に勝った。弦は大和に手を差し出し、彼が立ち上がってから握手を交わした。「大和さん、最後は手加減してくれましたね」大和は笑って言った。「いや、手加減なんてしていませんよ。あなたが俺の弱点を見事についたんです。不意をつかれて反応ができませんでした。弦さん、俺の負けです」それでも、弦は謙遜する言葉を述べた。その場はしんと静まり返っていた。二人の会話の声が呆然としていた全員の意識を呼び戻した。「わああああ!!!」この時、寛太が大喜びで飛び跳ねて、小夏の肩をぱんぱんと叩いて叫んだ。「小夏先生、小夏姉さん!僕たち賭けに勝ちましたよ!九条さんが大和先生に勝った。僕たちの勝ちです。二十万は僕たちのものですよ。はははは、半年分の夜食代だ!」他の道場生たちは一斉に飛び跳ねて大喜びしている寛太に視線を向け、嬉しくて叫ぶ彼の声を聞いていた。彼らは寛太のことを嫉妬と羨望の眼差しで見ていた。小夏も呆然としていた。彼女はこの間、弦が悪人に立ち向かい、その動きを実際に目の当たりにしたし、弦も自分が武術ができることを素直に認めていた。小夏は弦の武術の腕が自分に劣ることはないと思っていたが、まさか弦が本当に兄の大和に勝つとは思っていなかった。たとえ運良く勝てたのだとしても、勝ちには違いない。「ねえ、小夏姉さん」賭けに勝ったことに大喜びしている寛太は再び小夏を軽く叩いて笑った。「さあ、早く賭けに勝ったお金をもらいに行きましょうよ」そう言うと、彼は弦の傍まで駆け寄って、思わず弦に抱きつき、あまりの喜びで大きな声で叫んだ。「九条さん、いや、小夏姉さんの彼氏さん、言ったでしょ、もし大和先生に勝ったら、小夏さんの彼氏にしてあげるって。へへへ、彼氏さんはすごいな、まさか大和先生に勝つなんて。僕の半年分の夜食代を勝ち取ってくれたんですよ、はははは!」弦は少し力を入れて、この大喜びしている寛太を引き剥がすと、おかしくなって言った。「わからなかった?君たちの先生は最後手加減してくれたから、私が隙を狙えたんだよ。私は遠くから来ている客人だから、大和さんが私を勝たせようとして

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