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第2721話

Author: リンフェイ
今回のパーティーに参加した人間は、結城奏汰と白山玲が来たのは、唯月の後ろ盾になるためだと、よくわかった。

彼らは内海唯月がどれほどの能力を持っているか聞いたことはなかったが、彼女の後ろにはいくつもの財閥家が控えているし、実の妹は結城家の跡取りの妻だ。だから、唯月にいくらでも投資ができる資金があって当然のこと。

ただ、彼女自身に度胸と、見る目さえあれば、どんな事業でさえも開拓できるのだ。

和子から圧力をかけられ、ある程度能力のある一族の者は、心の内で計算を始めた。

唯月は笑った。

「利益が出る事業でしたら、なんでも興味がありますよ。明日、社長はお時間がありますか?会社に訪問したいと思いますが」

玲は穏やかに言った。

「内海さんでしたら、いつでも時間を空けますよ」

奏汰は嫉妬した口調で言った。

「玲さん、唯月さんにそんな心の広い態度をとられては、俺、ヤキモチ焼いちゃいますよ。俺が行ったら、いつも忙しい、忙しいと言って、まったく相手にしてくれないじゃないですか。唯月さんが来るなら、いつでもいいだなんて」

玲は横目で彼を睨んだ。

「俺は内海さんとは気が合いそうなので」

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