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第42話

Penulis: リンフェイ
おばあさんは内海唯花のハンドメイドの作品をいくつも受け取っていた。

 中には細部まで丁寧に作られており、本物の花に見間違うようなビーズ作品もあった。おばあさんはそれを家の目に付く場所に飾っていた。それがどれほど価値のあるものではなくても、孫息子の嫁からの心がこもった贈り物だ。

お客さんが訪問した時に、それを見て内海唯花の器用さに感嘆していた。おばあさんはここぞとばかりに内海唯花の作品の販路拡大をしていたのだ。実はその人たちがみんな内海唯花のネットショップで購入していて、こっそり陰で内海唯花の売上に貢献していたのだ。

「結城おばあさん、お水をどうぞ」

牧野明凛はおばあさんに水を持ってきた。

「ありがとう、お嬢さん。あなたも今日ここにいるのね」

「ええ、母からしつこく結婚の催促をされてなければ、店に隠れに来たりしなかったんですけどね。いっつも私のお見合いを勝手に決めて、売れない商品扱いされてる気分ですよ。今晩もカフェに行ってお見合いして来いなんて言われちゃって。それで今唯花に一緒に来てもらえないか頼んでいたところなんです」

おばあさんの瞳がきらりと光り、笑みを浮かべて言った。
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