それなりに、大我との仲は良好で、特に不満なんて持つこともなく普通に生活していた。俺が大我に不満を持つとすれば、必要なことを教えてもらえないことぐらいだろうな。なんて思う。
あの、発情の暴走から2ヶ月ぐらい経って、今の俺はそれなりに落ち着いてはいる。
俺が発情のたびに大我に助けを求めるのも、一人で過ごすのも、今まで通り俺の好きなようにさせてくれている。そういうところは優しいなって思う。そのくせ、大我は自分のさかりの時期になると俺に言わないことが多い。
気が付いたら休んで、2日ぐらいで普通に出てくるとか、今までと同じ生活してる。俺に負担をかけないためだってわかってるからそれに言及することはないけど、時々寂しいなって思うことはある。「変な顔になってるぞ」
そんな言葉と共にぽふりと頭を叩かれて驚いて顔を上げれば少しだけ困ったなて顔をした大我がいた。 「あれ?どうしたんだ?」 なんでここにいるのかわからなくて呟けば 「書類を持ってきたら一人で考え込んでるって顔して書類を睨んでた」 なんて言われて驚いた。 「えぇ、俺ってそんな顔してたの?」 自分じゃわからないから…。 「あぁ、永尾たちも遠巻きで不安げに見てたぞ」 なんて言われて自分がよっぽど変な顔をしてたんだなって実感する。 「あー、ごめん。別になんかあったわけじゃないんだ。ただ、自分の考えに没頭してただけで…」 俺は慌てて弁解をした。実際にそうなわけだし。 「本当に大丈夫なのか?」 なんて、確認されちゃったよ。以外に大我って心配性なんだよな。って俺が一人で暴走するのが原因なんだろうけど…。 「大丈夫だって。本当に自分の考えに浸ってただけだから。何かあったわけじゃない」 だから俺は大我を安心させるように笑った。 「ならいい。あんまり考えこむなよ」 大我はくしゃりと俺の頭を撫でて生徒会室を出て行った。 「そこまで考えてたつもりなかったんだけどなぁ…」 俺は一人呟いて、大我が置いて行った書類を手に取り、その処理をするための作業に意識を集中させた。「いつまで作業してるつもりなんだ?」
なんて、急に声がして顔を上げればまたしても困った顔をした大我がいた。 「あれ?なんで?」 なんて呟いたら 「今日は5時までには校舎から出ないといけない日なんだが?」 なんて言われるけど、大我の腕に腕章が付いてるのを見て 「あー、ごめん。最終確認してるんだな。急いで帰る準備するって他のメンバーは?」 部屋の中がシンとしてるのに気が付いて聞けば 「先に帰らせた。永尾が呼んでも返事しないって言うから、俺がやるから先に帰ればいいって言ってみんな帰らせた。因みに、今この校舎に残ってる生徒は俺とお前だけだ」 「嘘~!!!」 大我の言葉に俺が思いっきり叫んだ。 「嘘じゃない。全部確認して、他の風紀委員たちも帰らせてから迎えに来てるんだ、帰る準備して帰るぞ」 呆れながら大我が教えてくれた。俺は急いで帰る準備を始めた。俺が帰る準備してる間にどこかに電話していた。準備して待ってたら 「今から、帰ります。はい、お願いします」 俺の様子を見ながらそんなこと言って電話を切った。 「顧問?」 つい、聞いちゃった。 「そう、唯斗が残ってるっていうのを伝えてあるから、帰るときにもう一度、連絡するって言ってあったんだ」 すんなり大我は教えてくれる。 「ごめん」 悪いのは俺だから素直に謝った。 「なんだか考え込んでたからこうなるって予想はしてた。帰って話をしようか?」 大我は俺を部屋からだし、本当に帰るべく歩きながら言ってくれる。 「んー、特にはないけど、大我と一緒にいたいから着替えたら行く」 これと言って話し合わないといけないことはないけど、傍にいたいとは思った。 「了解。晩ご飯の準備して待ってるからおいで」 なんて、軽く背を叩き言ってくれるから 「うん、行く」 俺は素直に返事をした。二人でそんな話をしながら急いで校舎から出て、寮へと戻った。「俺は唯斗と一緒に実家に戻る予定でいたんだけど、ゆいはどうしたい?俺だけの意見じゃ決めれないしな」大我から出てきた言葉にびっくりした。「へっ?俺も一緒でいいの?」そう、俺も一緒にって言われてびっくりしたんだ。「そりゃそうだろ。実家には唯斗は俺の嫁だって紹介してあるんだけど?」って半分呆れながら言われてあって小さく声を上げた。そうでした、俺、大我の嫁だってみんなに紹介されてました。劉くんにも嫁って言ってたよこの人…。「嫁云々はいいとして、俺は卒業したら実家に戻るつもりでいる。勿論、唯斗も一緒に戻るつもりで、実家には話してある。唯斗が実家に戻るのが嫌だとか、一人暮らしするとかって言いだしたらこの話はなしになるけど…。どうしたい?」あくまでも決めるのは俺自身だという意味を込めて俺に聞いてくれる。「俺が一緒に行っても邪魔にならないかな?」一緒に行ってもいいなら行きたい。もっと、大我と一緒にいたい。だけど、邪魔だと言われたらと思うと怖い。「唯斗はどうしたいんだ?唯斗の素直な気持ちが知りたい」俺が何に対して戸惑ってるのかわかってるんだろうな。「俺は…俺は大我と一緒に行きたい。もっと大我の傍にいたい」少しだけ考えて、俺は意を決して自分の気持ちを口にする。「なら、卒業後は2人で実家に戻ろう。戻るにしたって、卒業後の進路はまだ決めてないから、まずはそこから考えないとダメだけどな」なんて、大我は苦笑を浮かべた。「あっ…でも時期的にそろそろ決め始めないとマズくない?」今年も半分は過ぎてるわけで、この後は色々と行事とかも多くなる。それこそ3年生の卒業だって控えてるわけだし。「まぁ、考え出さないとヤバいかな。唯斗は候補とか決めてるのか?」なんて、大我に聞かれて「全然。まだ何にも考えてない…。それに俺の知らなかったことが色々とわかってキャパオーバーしてたし…」そう答えた。うん、だって本当に俺の知らないことをいろいろと聞いて知ってってしてたらキャパオーバーした。だけど、それってきっと俺が他人に対して興味を持ってこなかったからなんだと思うんだ。だから大我と付き合うようになって色んなことを教えてもらって、少しだけ自分でも周りを見るようになって知っていった。そしたら普段使ってなかった記憶装置を使うようになったからオーバーしてパンクしたんだ。「だからシャッ
いつもの様に生徒会室で会長としての仕事をしていた。出来上がった書類に不備がないかを確認して、完成済み書類ボックスに書類を入れて、ふと目に留まったカレンダーに動きが止まった。カレンダーの日付を確認して、溜め息が零れた。先月、17歳の誕生日を迎えた。誕生日当日は平日ってこともあり、大我だけがお祝いをしてくれたが、その週の週末は大我の実家で、盛大にお祝いをしてもらった。プレゼントもてんこ盛りにもらって、持って帰れないって悲鳴を上げたのは記憶に新しい。いや、だって、ホントに多かったんだもん。ぼんやりとそんなことを思い出しながら卓上カレンダーを手に取りページをめくり考え込む。今後のことをちゃんと考えないと時期が来たんだなと一人納得をして、もう一度溜め息をついた。カレンダーを元の場所に戻して作業を開始しようとしたら「カレンダーを見て何かあるのか?」そんな大我の声がして驚いて顔を上げれば書類を持った大我が立っていた。「あっ、イヤ、帰ってからでいいんだけど相談したいことがあるんだ。いいかな?」この場所で話す内容じゃない。だけど大我には相談がしたい。そういう意味を込めて聞いてみる。「それは構わないけど、風紀の方は少し遅くなるぞ?それでもいいか?」書類を俺に渡しながら返事をしてくれる。「あぁ、それは大丈夫。今日がダメなら明日でもいいんだ」そこまで急いでるわけじゃないんだ。「わかった。なるべく早く戻るようにする」それだけ言い残し大我は出ていった。「そこまで急いでるわけじゃないんだけどなぁ…」1人呟きながら俺は大我の持ってきた書類を確認し始めた。自分の部屋でやることやってボーっとソファに座って考え事してたら、メールの着信を知らせる音がして、確認したら『帰ってるから、来るなら来いよ』って、大我からの連絡だった。俺は携帯と部屋の鍵だけ持って自分の部屋を出て大我の部屋へと向かった。部屋の扉をノックすれば「開いてる」って返事がするから後は勝手知ったるなんとやらで扉を開けて中に入って鍵を閉めた。部屋の中に漂う美味しそうな匂いにぐぅってお腹が鳴った。「食べるか?」って聞かれて素直に頷いた。だって、大我の作るご飯はどれも美味しんだ!「座って待ってな。あー、その前にこれ運んでくれると嬉しい」大我に差し出された皿を受け取り俺はいつもの場所に行って座った
「んっ、ふっ、ぁ、ん、ぁぁ」繰り返されるキスが熱くて、それでいて気持ちがいい。「ぁっ、やぁ、ん、ぁ、ダメっ、ぁ、んぁ」大我に抱き着きその背に爪を立ててしまう。自分の中で意地悪く動く大我の熱は熱くて、熱くて、身も心も溶かされてしまいそうで、怖いと感じるときがある。それと同時に溶けてしまえばいいと思うときもある。「ぁ、ぁ、ん、ぁ、たぃ、ぁぁ、やぁ、もぉ、ぁ、んぁ」「あぁ、イケ」俺の言葉に大我が小さく頷き首筋に少し熱い唇が寄せられる。「ぁっ、あぁ、ん、ぁ、やぁ、もぉ、ぁ、いくっ、ぁ」「っ、くっ」何度も熱い塊に抉られるように突き上げられ、自分の中から溢れ出てくる波に呑まれ、俺は大我のモノをキツク締め付け、大我の背に幾つもの紅い筋をつけいった。どくりと吐き出される大我の熱を感じながら俺はゆっくりと大我の腕の中で意識を飛ばした。ー夢の中ー『はじめまして、唯斗くん』『唯斗くん、私たちの子供になってくれないかしら?』これは何時の夢だ?『唯斗くん、ここが君の部屋だよ』『早く慣れてくれると嬉しいな』これは…小学の時か?『唯斗くんは何が好きかな?』『唯斗くんの好きな食べ物は何?』『凄いじゃないか。こんなにもできるなんて』『唯斗くん、これ作ってみたの食べてみて』『唯斗くん』『唯斗くん』あぁ、これは俺が初めて里親に迎えてもらったころからの出来事か…。『本当か?本当に僕たちの子が?』『えぇ、3ヶ月目に入るって』『やったぁ、よくやった』『えぇ、嬉しいわ』そうか…俺はまた捨てられるんだな…『唯斗くん、ごめん』『ごめんなさい、唯斗くん』はっ、捨てるなら最初からその手を差し出すな!「っ!はっ」「大丈夫か?」その言葉と優しく撫でられる感触に驚き声のした方を見れば心配気に見ている大我の顔があった。「っ、っ、ぁ、たい、がぁ、っ、っ」俺は大我の首に抱き着いた。「大丈夫だ、ここにいる」「っ、ぁ、大我、大我、大我、大我ぁ」止められなかった。泣くつもりなんて本当はなかったんだ。だけど、俺の意思とは関係なしに涙が溢れだして、抱き着いた大我の服を濡らしていく。「ぅぁ、ぁぁぁ、大我ぁ、ぁぁ」「大丈夫だ、俺はちゃんとここにいる」抱き着き大泣きする俺を抱きしめ頭を撫でながら俺を安心させるために大丈夫だと何度も言ってくれる。「大我、大我、大
お互い無言のままどれだけ経ったんだろう? 急に大我に腕を掴まれたと思ったら、引き寄せられ抱きしめられた。 「た、大我?」 突然だったから意味が分からなかったんだ。 「唯斗が一人で考え込んでるときは唯斗の中でよくない事が起こってる証拠だ。なにがあったんだ?」 大我のその言葉に驚いた。気付かれてたんだって…。 「大我はエスパーですかね?」 だからついそんなことを言ってしまった。 「エスパーじゃないけど、唯斗の様子を見てた時期が長いから気付けるだけだ」 なんて言いながら大我の手が優しく俺の頭を撫でていく。 「ごめん…ありがとう…」 だから素直にそう告げる。 「それで?何があったんだ?」 そのままの体勢で大我の手がゆっくりと俺の頭を背を撫でていく。それが気持ちよくて、身体から無駄な力が抜けていくのがわかった。 「何かがあったってわけじゃないんだ…。うん、まだ何もないんだけど…」 そう、なにかが起きたわけじゃない。まだ何も起きてはいない。 「なら、何が不安なんだ?」 大我の言葉に、不安?って自分で考えこんじゃった。考えたんだけど、自分の胸の中に意味も分からないモヤモヤした気持ちがあるのに気が付いた。あぁ、そうか自分でも気が付いてないこのモヤモヤを大我は気が付いてたのか…。 「んー、わかんない。なんか、モヤモヤしてる気持ちがあるんだけど、それが気になってるのかも。理由がわかんないもん」 そう、本当に自分でもわからない。でもモヤモヤした気持ちは少しずつ膨れてる気がする。 「そういうときの唯斗は本当に自分の世界に入り込むから、ちゃんと見張っとかないとダメなんだよな」 なんて言いながら大我は俺の身体を抱きしめたまま後ろに倒れた。 「うわぁぁ」 それがあまりにも突然だからビックリして変な声をあげちゃったじゃないか。 「で?どうしますか?」 なんて聞かれて意味が分からなくて大我を見ちゃった。 「きょとんじゃないんだけど…。さっき言いたかった言葉はするかしないかじゃないのか?」 なんて、言われてあぁ、なんだちゃんとわかってたんだって思った。さすが大我さんです。 「違うのか?」 俺が返事をしないで大我の顔をジッと見てたら苦笑を浮かべながら言われた。 「違わないけど…大我ってすごいなって思って…」 うん、これは嘘じゃない。 「何
2人で寮に戻って俺は自分の部屋で着替えるだけ着替えてから大我の部屋へと向かった。「ごめん、すぐきちゃったよ俺」 大我の部屋に入ってから早く来すぎたことを謝れば 「そんなの気にしないから大丈夫だって。座って待ってな」 小さく笑いながら言ってくれた。 「なんか手伝おうか?」 なんか手伝うことがあるかなって思ったんだ。 「いや、大丈夫だけど。唯斗はなんか食べたいものあるか?」 やんわりと断られちゃった。まぁ、いつも作ってもらってるし、大我の方が手際がいいからなぁ。 「んー、特にはないんだけど…」 少し考えて答えれば 「なら、唯斗くんにはここで、火の番をしててください」 なんて急に言われて 「えっ?あっ、うん」 驚いたけど、傍にいたいと思った俺の気持ちを大我なりにくみ取ってくれたんだなって思った。だから、俺は急いで大我の傍に行き、火が消えないように、火加減を気を付けながら、鍋の様子を見ることにした。 俺がただ、ボーっと火の番をしてる間に大我は色々と下ごしらえをしてて凄いなって感心しちゃったよ。 「よし、完成。ほらこれを運んで座って待っててください」 盛り付けの終わった皿を俺に差し出して言うから 「これだけでいいのか?」 ってつい聞いちゃった。 「あぁ、後は大丈夫だ。運ぶだけだしさ」 小さく笑いながら言われる言葉に 「わかった」 俺は素直に返事をして受け取った皿だけ持ってテーブルの所に戻った。大我と一緒に大我の作ってくれたご飯を食べながら俺はつい一人、自分の考えに没頭してしまったらしい。 「いと、唯斗」 大我の呼ぶ声にびっくりして 「はっ、はい!」 慌てて返事をしたら苦笑してる大我と眼が合った。 「あっ、俺…」 そこまでしか言葉が出なかった。 「先に食べたらどうだ?それとも食欲がないか?」 その言葉に俺は慌てて首を振ったけど 「無理しなくていいんだぞ?」 なんて余計に心配させちゃった。 「ごめん、そういうんじゃないんだ…」 そう、本当にそんなんじゃない。 「なら…食べるか、やめるかだけ決めてくれ」 って言われて 「食べる」 俺は急いで、残りのご飯を食べることに集中した。片付けも大我に任せることにして、俺は大我が戻ってくるまでボーっとしてることにした。 ボーっとしてたのがダメだったんだろうな、
それなりに、大我との仲は良好で、特に不満なんて持つこともなく普通に生活していた。俺が大我に不満を持つとすれば、必要なことを教えてもらえないことぐらいだろうな。なんて思う。あの、発情の暴走から2ヶ月ぐらい経って、今の俺はそれなりに落ち着いてはいる。俺が発情のたびに大我に助けを求めるのも、一人で過ごすのも、今まで通り俺の好きなようにさせてくれている。そういうところは優しいなって思う。そのくせ、大我は自分のさかりの時期になると俺に言わないことが多い。 気が付いたら休んで、2日ぐらいで普通に出てくるとか、今までと同じ生活してる。俺に負担をかけないためだってわかってるからそれに言及することはないけど、時々寂しいなって思うことはある。「変な顔になってるぞ」 そんな言葉と共にぽふりと頭を叩かれて驚いて顔を上げれば少しだけ困ったなて顔をした大我がいた。 「あれ?どうしたんだ?」 なんでここにいるのかわからなくて呟けば 「書類を持ってきたら一人で考え込んでるって顔して書類を睨んでた」 なんて言われて驚いた。 「えぇ、俺ってそんな顔してたの?」 自分じゃわからないから…。 「あぁ、永尾たちも遠巻きで不安げに見てたぞ」 なんて言われて自分がよっぽど変な顔をしてたんだなって実感する。 「あー、ごめん。別になんかあったわけじゃないんだ。ただ、自分の考えに没頭してただけで…」 俺は慌てて弁解をした。実際にそうなわけだし。 「本当に大丈夫なのか?」 なんて、確認されちゃったよ。以外に大我って心配性なんだよな。って俺が一人で暴走するのが原因なんだろうけど…。 「大丈夫だって。本当に自分の考えに浸ってただけだから。何かあったわけじゃない」 だから俺は大我を安心させるように笑った。 「ならいい。あんまり考えこむなよ」 大我はくしゃりと俺の頭を撫でて生徒会室を出て行った。 「そこまで考えてたつもりなかったんだけどなぁ…」 俺は一人呟いて、大我が置いて行った書類を手に取り、その処理をするための作業に意識を集中させた。「いつまで作業してるつもりなんだ?」 なんて、急に声がして顔を上げればまたしても困った顔をした大我がいた。 「あれ?なんで?」 なんて呟いたら 「今日は5時までには校舎から出ないといけない日なんだが?」 なんて言われるけど、大我の腕に