Compartilhar

53.大神官

Autor: 犬畜生
last update Data de publicação: 2026-09-25 11:15:55

翌朝朝食を食べた2人は冒険者ギルドに来ていた。

「おはようございまーす!」

「…あ!ユウキさん!ハルさん!」

レナさんが迎えてくれる。

「今ジュリアさん呼んできますね!…そちらの部屋でお待ちください。多分カウンター前だと周りの声が気になると思うので」

めっちゃシゴデキだった。

確かにギルドに入ってからというより街中歩いてるだけで視線を感じていた。

ギルドに入ってからは視線ってより、

「おい…あれ」

「あの二人が本当に?」

「幸せそうだな」

「…羨ましい」

「リア充爆発しろ」

といった声が実際聞こえてくる。

…最後のやつ絶対来訪者だろ。

促されるまま部屋に入り、ジュリアさんを待つ。

しばらくすると…

「待たせたな!我らが英雄よ!」

…絶対この人が元凶なんだよなぁ。

「その英雄っていうの本当に勘弁して欲しいんですよね」

「なぜだ?実際Sランクの魔物をたった二人で倒して、街を救ったんだ。英雄以外の何者でもないだろう?」

「いや、まぁ。結果はそうでもそのつもりでやった訳でもないし…。それにあのスケルトンがもし外に出てきてもジュリアさんなら倒せたでしょ
Continue a ler este livro gratuitamente
Escaneie o código para baixar o App
Capítulo bloqueado

Último capítulo

  • 俺がラスボス?   77.アクア

    ミナトの襲来から三日が経った。 その間は特に大きな事件などは起こらずのんびりと過ごすこととなった。 まぁ、何故か今後ハルと必ず同じベッドで寝るってことになったが。…いや大事件起きてたな。 「ハルさーん。やっぱり考え直さない?同じベッドって都合よく大きいベッドある保証もないじゃん?疲れちゃうよ?」 「別に小さいベッドでも一緒には寝れまーす。昨日だってユウキの方が先に寝たじゃん。ユウキの寝顔可愛かったよ?」 マジ寝顔見てたとかやめて…。 確かに一緒に寝るのが心地よくなってきてるのは否定できないけど… 俺も男なんですよ。しかも両思いってわかってる女の子なんですよ。あ、両片思いだっけか。まぁいいや。 「…そのうち俺の理性が飛んでも知らないぞ?」 「そしたらユウキが言い出した約束をユウキが破るってことだね?」 ニヤニヤしながらハルが言ってくる。 「約束?」 「気持ちを伝えないってやつー。それともユウキは気持ちも伝えないで手を出すような人だったの?」 「ぐぅ…。ハルは一番特別なんだ。大切にするさ」 「ふふふーん♪」 完全に勝ち誇られてるな…。 でもこの手のひらで転がされてる感じ嫌じゃないんだよな。久々感あるな。 「…さて。あれから三日経ったから、そろそろアクアに会いに行ってみるか」 「うん!そうだね。アクアちゃん元気になってるかな?」 二人で食堂にいるであろうゼノンの元へ向かいながらそんな話をする。 「お。起きたか。しかしお前ら本当にずっと一緒なんだな?一人になりたいとかないのか?」 食堂に先にいたゼノンに言われる。 「全然ならないよー!むしろ足りないぐらいだよ?」 ハルが答える。 …足りないって、今だってトイレとお風呂ぐらいしか離れる時間ないぞ? 「これ以上どうしろと言うつもりだよ…」 「ハハッ。まぁこっち来た時からラブラブだったもんな。さて今日は水の精霊へ会いに行くんだろ?」 「ラブラブって…。コホン。一緒に行ってくれるか?」 「もちろんだ。まぁ同じ場所でミナトが襲って来ることも無いとは思うけどな」 食事を済ませた後、迷いの森へ出発する準備をして、街の北門へ向かう。 「あれ?そういえばマリクさんは?」 「あ、迷いの森の入口で待ってるって言ってたよ!」 北門につくと門番に声をかけられる。 「お!英雄殿じゃない

  • 俺がラスボス?   76.ハル

    〜〜〜ハルサイド〜〜〜 皆で話をした後宿屋に戻ってきて休むことになった。 もう今はベッドの中。 エルバに来てから起こったこと考えてたら寝れないんだよね…。 まぁユウキを説得して同じベッドで寝ることにしたせいかも?一緒のベッドだと私もドキドキしてるんだよ?その分安心して寝ちゃう時は寝ちゃうけど…。 今日はユウキが先に寝ちゃった。 寝顔眺めながら、ユウキの事を考えてたの。 ユウキが魔王の因子ってやつを持ってるって初めて知った。 この世界において、魔王って悪い存在で、 世界を滅ぼそうとする存在らしい。 すごい昔に、人、エルフ、精霊が協力して封印したんだって。その時の封印しきれなかった一部をユウキが持ってるんだって。 ユウキ…魔王になっちゃうのかな。 でも、あのミナトって人が魔王の魂を持ってるって言ってた。錬成したとかなんとか。 それがどういう物なのか分からないけど、 あの人も魔王なんだとしたら、 きっと悪い魔王はあの人で…ユウキは…良い魔王のハズだよね。 良い魔王なら一緒に仲良くしても良いよね? 倒す必要なんてないよね? 今のユウキは人ともエルフとも精霊とも仲良くしてるんだから。 でも、魔王の事もルーナさんやジュリアさんは知ってた。私は知らなかった。意地悪された訳じゃない事は分かってる。きっと心配かけたくなかったんだってわかってる。 だけどね。やっぱり私に頼ってはもらえないのかな?ってちょっと寂しい気持ちになるよ。 こっちの世界に来てユウキとずっと一緒に過ごして、ユウキのことをずっと見てるおかげか、最近ユウキが何かを隠してるのがわかる気がする。 昨日もそばに居るよって言ってくれた。あの時も何かを隠してる感じがした。 一瞬だけど寂しそうな目をしてた。 魔王の因子の事は話をしてくれた上で他にもきっと何か隠してることがあるのかなって。 隠し事……つまり、 …本当は一緒にいれないってこと? この世界に来た時に与えられた、 私の役割は世界を破滅から救う者。 世界を救ったら元の世界に戻れる。 …ユウキの役割は聞いてない。 一度話してくれようとしてたけど聞けなかった。 自分でも理由は分かんないけど、それを聞いたら一緒に居れない気がした。 もしかしたら、私が役割を果たしてもユウキは役割を果たせないって事なのかな? だ

  • 俺がラスボス?   75.そばに

    「まぁゼノンは頑丈そうだもんな」 「ユウキまでそんな事言うのか?」 そう言って皆で笑い合う。 「でもゼノンが一緒なのが心強いのは本当だよ。…さて次は土の精霊かってそういえば水の精霊も契約してないよな?」 「あ、そうだね。気を失ってたもんね」 あの時ハルの力で操られてたのは解除できたようだけど、そのまま意識は無かったはず。 マリクさんがついていてくれたんだっけか。 「ハル、マリクさんは?召喚したのは解除されてるのか?」 「んー。特に何もしてないよ?」 「ワシはここにおるぞー」 マリクさんの声が聞こえ、部屋の隅に光が集まる。 その中からマリクさんが現れる。 「ちょうど良かった。水の精霊…アクアの様子はどうだ?契約まだしてなかったって話をしてたんだ」 「うむ。消耗はしておるが、大事には至っておらんのぅ。今は精霊の泉で休ませておる。迷いの森の中の本来アクアがおる場所だのぅ」 「そうか。そうすると契約するなら会いに行かないとダメか」 「そうじゃの。まぁ元々そこには行かなければいけない訳だからの。後数日は休ませておいた方が良さそうじゃがのぅ」 まだ消耗した分回復はしてないってことか。 「数日ってどれくらいだ?」 「まぁ三日もすれば契約するのには問題ない程度にはなるであろう」 となると、俺達も数日はここに留まる必要があるか。 まぁ急ぐ旅ではないしなぁ。 「そういえばマリクさんの召喚ってこんな長くいられるものなのか?」 何となく戦闘中だけってイメージあるんだよな。 元の世界のゲームとかの影響か。 「普通の精霊だと数時間程かのぅ。召喚されてる間も魔力は消費するからのぅ。ワシは魔力の精霊じゃからの、その辺は普通とは違うのじゃ」 さすがは大精霊って所か。 「もちろん戻ってもいいのじゃが、今回の件で思うところがあるのでな、しばらく共に行動することでハルちゃんとの繋がりを強くしておこうかとな」 「繋がり?昨日の戦闘でも言ってたな。それが強くなるとどうなる?」 「ワシ本来の力を出すことができるようになる。本体として来てるのに近づく訳じゃな。……昨日も本来の力が出せればアクアをもっと早く助けてやれたかもしれん」 マリクさんが少し落ち込んでいるように見える。 語尾も普通だしな。 「とはいえ今回ハルちゃんの力で助けてもらったからのぅ。改

  • 俺がラスボス?   74.御伽噺

    「もしかしたらってのは?」 「私も昔聞いた事がある御伽噺なんだがな。昔魔王を封印した勇者と呼ばれたものが、扱ったとされる力に女神の光というものがある」 「女神の光?」 「あぁ。たしか、闇を払い、闇を打つ。そして人々を癒し救う。だったかな。今回の話を聞く限りぴったりではないか?」 なるほど。確かに今回スケルトンを倒して、俺が闇に呑まれるのを止めてくれて、アクアを助けたか。 「確かに結果はしっくりくるが……御伽噺なんだろ?」 「それはそうだが…そもそもユウキの魔王の因子…要は魔王の魂だな。それだって御伽噺でしか聞いた事ないんだぞ?」 あー。そーか。既に俺がそうか。 今更、増えた所で不思議ではないか。 それにここは異世界だったな。 一人で納得して、ふとハルの方を見てみると… 「つまり私とユウキは御伽噺の存在?…お揃いってことかな?」 「お揃いって言うか…どちらかと言うと真逆の存在じゃないか?」 「えー?そうなの?」 「うん。だって魔王と女神だろ?」 まぁそもそも世界を滅ぼすモノと世界を破滅から救う者だからな。そう考えれば魔王と女神なんてしっくりくる所か、それしかないじゃないかって話だよな。 「えー。それじゃ私ユウキと戦わなきゃいけないの?イヤだよそんなの。絶対イヤ」 ハルが暗い表情になる。 「ハル…。大丈夫だよ。あくまでお互いそういう力を持ってるだけだって。それに俺の力をコントロールできるようにしてくれたじゃないか。敵対するのであれば、そんな事はできないだろ?」 魔王と女神としては……な。 「そっか。そうだね!それに…魔王と女神だったとしたって仲良くしちゃいけないなんて事も無いよね!」 「フフフ。ハルのそういう考え方私は好きだな。その通りだ。魔王と女神が仲良くしてはいけない理由などない。むしろ仲良くすることで世界が平和になるのかもしれないな」 ジュリアさんが笑いながらそう言う。 「問題はミナトの野郎がこの先どうするつもりなのかだな」 ここまで沈黙していたゼノンが発言する。 「ミナトの狙いか…。魔力のダンジョンの時はスケルトンを進化させて、タリスを狙った。その時は人々の魂をと言ってたか」 「その時にユウキの力を知ったって事だよね?」 あの二回目のダンジョンで遭遇したのが、偶然ではない可能性もあるって事か。 「そして今

  • 俺がラスボス?   73.なんかがなんか

    「マチスさん!そっちは大丈夫か!?」 駆け寄ってくるマチスさんに声をかける。 「あぁ!さっきの光はなんだったんだ?あの水の化け物が水になったぞ」 なるほど。ハルの光でアクアが悪霊じゃなくなり、気を失ったから、アクアの生み出したあのミズノムカイも消えたってことか。 「怪我人はいないか?」 「多少傷を負った者はいるが、命に関わるようなやつはいないな」 そうか…。良かった。 「しかし何が起きてたんだ?」 「水の精霊が何者かに操られていたようだ」 ここでミナトの事を話していいのか分からなかったので、そこは濁して伝える。 まぁ必要であればジュリアさんが話すだろう。 「そうか。詳しい話を聞きたいがここでって訳にもいかんな。とりあえず街へ戻ろう。二人はまずは休んでくれ。話は明日で構わん」 「いいのか?」 「あぁ。二人はこのエルバを救ってくれた英雄だ。まずは休んでもらわないと…な」 「英雄なんてもんじゃないよ。今回の件だって俺達のせいで街を巻き込んだようなものだ」 「そうなのか?まぁそうであっても撃退してくれたのは事実だろ?英雄に違いないさ」 英雄か…タリスでもそうだけどなんか… 「むず痒いねぇー」 ハルも同じ気持ちのようだ。 とは言えここでゴネても仕方ないので、お言葉に甘えて宿屋に向かう。 戦闘の後だったこともありそのまますぐに寝てしまった。 〜〜〜 翌朝起きてからギルドを訪れた。 中に入ると… 「お。来たな!昨日はありがとうな!」 マチスさんが迎えてくれた。 「あっちの部屋で待っててくれ。先客もいる」 「わかった。…先客?」 部屋へ入ると、ジュリアさんとゼノンがいた。 「おー。お疲れ!すまんな。まさかこんなに早くミナトが次の行動を起こすとは思わなかった。こんなことなら一緒に行動するべきだったな」 ゼノンが頭を下げる。 「いや、ゼノンに責任はないだろう?まぁこのタイミングで水の精霊を操って来るとは思わなかったよ。今回のアイツの目的は…」 話をしていると扉が開きマチスさんが入ってくる。 「待たせた。そのミナトってのがジュリアさんから報告が上がっていた、魔力のダンジョンで起こった件の黒幕だな?」 「そうだ。タリスの時はアイツの目的は街を襲うことだったようだな。今回は…おそらくユウキだろう」 「俺か?今回も街じゃな

  • 俺がラスボス?   72.覚醒?

    ハルから発せられた光にその場の全員が包まれる。 「これは…!」 光が収まる。俺達の前に小さい青い髪の少女が倒れていた。 「アクア!無事か!」 マリクさんがその少女の元へ飛ぶ。 この子がアクア…水の精霊の本来の姿か。 「ユウキ…大丈夫?」 「あぁハル。ごめんまた助けられちゃったな」 「…なんだ?今の光は、闇を打ち払ったとでと言うのか…?」 少し離れた所でミナトが驚愕の表情を浮かべている。 「マリクさん!アクアは?」 「大丈夫じゃ。今の光は…」 どうやらアクアも無事のようだ。 俺も意識が落ちかけたが問題ない。 ハルの光は…以前暴走した俺を助けてくれたのと同じ…いやその時よりも… 「なんなんだ!その娘は!今の光は!…ボクの計画を台無しにしてくれたな………そうか…まずはお前からどうにかしないといけないと言うことか…」 ミナトが激高し魔力を高め始める。 「何をするつもりだ!ハルには指一本触れさせない!」 ハルの前に立ち塞がり声を上げる。 「僕の計画の邪魔をするものは…殺す!…【錬成】来たれスケルトンども!」 ミナトの言葉共に地面からスケルトンが現れる。 「またスケルトンかよ!芸が無いな!」 「ふん。そんな軽口叩いていられるかな?」 地面から現れたスケルトンは前回と同じく漆黒のもの。大きさは以前のように大きくなく人のサイズ。 しかし今回は一体では無かった。 「な!この数は…」 「君達には質より量で攻めた方が良さそうだからね。あぁ。と言っても性能は前回より上だよ?」 現れた漆黒スケルトンはざっと四十体ほど。 コイツらはどっちだ?魔法効かないやつか?物理効かないやつか? 「ユウキ…。多いね…」 「あぁ。ハル…俺が守る!って言いたい所だけど、今さっき助けられたばかりだからな…二人で乗り切るぞ!」 「うん!…そういえばユウキのその剣は?」 言われて自分の剣を見る。 あれ?これは? 先程行った闘魔融合の際に漆黒に染まった後、ハルの力で収まったと思ったが… 刃の部分のみ未だ漆黒のままになっていた。 「ユウキ?それ大丈夫?」 ハルが心配そうに聞いてくる。 さっきのような身体の重さも無ければ、消耗も感じない。 「あぁ。なんでかわからないけど、問題は無さそうだ。これならあのスケルトンも切れる!」 「無理はダメだから

Mais capítulos
Explore e leia bons romances gratuitamente
Acesso gratuito a um vasto número de bons romances no app GoodNovel. Baixe os livros que você gosta e leia em qualquer lugar e a qualquer hora.
Leia livros gratuitamente no app
ESCANEIE O CÓDIGO PARA LER NO APP
DMCA.com Protection Status