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第674話

Auteur: おやき
目的地は、小さな寂れた町だった。

動画の投稿者によれば、彼女も偶然この町を通りかかり、コンビニの前に車を停めた際にその人物を見かけ、珍しいと思って動画を撮影し、ネットにアップしたのだという。

そのホームレスは全身薄汚れてボロボロの服を着ていたが、背が高く、顔立ちの輪郭がはっきりしていたため、ネット上では「最もファッショナブルなホームレス」と面白半分に取り上げられ、動画がバズったのだ。その結果、愛衣の目にも留まることとなった。

その男がどこに住み、どのあたりを縄張りにしているのか全く見当がつかなかったため、清華はひとまず動画の撮影場所であるコンビニの前に車を停めた。

車が停まるや否や、愛衣は急いでコンビニに駆け込み、店主に尋ねた。

「あなたたちも、『ポチ』を探しに来たのかい?」

「ポチ?」愛衣は一瞬呆気に取られた。

「ああ、あの乞食のことだよ」

「それって……犬の名前じゃないの?」

店主はヘラヘラと笑った。「あの乞食、両腕がないんだよ。だから飯を食う時、地面に這いつくばって犬みたいに食うんだ。それで、誰かが『ポチ』ってあだ名をつけたのさ」

「あの子……両腕がないですっ
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