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第71話

Author: 小粒キャンディ
隣の受付係も綾芽の動きを止めた。「柏木様、こちらの重要なお客様にどうか無礼を働かないでください!」

「重要なお客様?彼女が?黒崎グループに頼りながらあっさりと裏切ったただのプロジェクトマネージャーよ……彼女が重要なお客様であるわけがないでしょう!?」

綾芽はもう落ち着きを保てず、焦って大声で反論した。

「石川さん」一花は服を軽く叩き、そっと眉をひそめた。「貴社はどのような人でも提携の話ができるんですね?」

「申し訳ございません、お客様!」

そばにいた石川はこの言葉を聞くや、背中に冷や汗をかいた。彼はすぐに綾芽のそばの受付係に合図を送った。

受付係も急いで言った。「柏木様、申し訳ありませんが、今日はまずお引き取りください」

「お引き取り?冗談でしょ?私は富江社長に招待されて来たんですよ。今日は契約の話をしに来たんですから!」

綾芽は興奮して声を張り上げた。顔から血の気が引き青くなり、自分の耳を信じられなかった。

どうして一花の一言で、自分が帰る羽目になるのだ?

たとえ……彼女が少し不適切な行動を取ったとしても、それは一花が先に挑発したからだ!

しかしプロジェクトを台
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