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第0880話

Auteur: 十一
「悪くないか」時也が頷く。

「それならよかった」

結局、あの二人はこの岡本が時也に貸した者だ。

壮太と壮二は顔を見合わせ、兄弟二人の顔色は明らかに青ざめていく。

二人がこっそり逃げようとする時、岡本の部下はすでにその手を防いでおり、すぐさま二人を拘束し、時也の前に引きずり出す。

岡本が尋ねる。「瀬戸社長、この二人をどう処理します?」

時也は軽く笑う。「お前の部下だろう。もちろんお前が決めることだ」

岡本は二人を見下ろし、声の調子を急に低くする。「じゃあ――二人の手を一本ずつ潰せ」

「やめてください岡本さん!」

「岡本さん、命だけは――」

「この方たちが岡本さんのお客様だとは知りませんでした。すみません、本当にすみません!俺たちがお見それしました!どうか俺たちを見逃してください!お願いします!」

二人はその場で土下座する。

しかし岡本は心を動かさず、手を上げて部下に作業を指示する。

その時、陽一が急に口を開く。「組織内部の始末はご自身でやった方がいい。血を流すことは、人の家の前でやらないで」

一同はようやく自分たちがまだ内藤家の前にいることと、まだ昼間だったこ
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