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第413話

Auteur: 雪吹(ふぶき)ルリ
二人の視線が交差した。

迅は仮面をつけていたため表情は見えないが、その眼差しは相変わらず冷たく、まるで見知らぬ他人を見るように佳子を見つめている。

司会者が笑顔で言った。「お姉様方、どうかご興奮なさらずに。ではこうしましょう。ステージに上がってうちの看板を触れるのはお一人だけ。その権利はオークション形式で、一番高く出した方に差し上げましょう」

周りの人たちはすぐに競り合いを始めた。「二十万」

「六十万」

「百万」

「二百万」

あっという間に二百万円まで跳ね上がった。幸子は驚きの声を上げた。「触るだけで二百万って、この看板の腹筋って金でできてるの?みんな正気じゃないわ」

その時、佳子が手を挙げた。「四百万!」

佳子が四百万円を提示した。

真夕と幸子は彼女の方を見た。幸子はそっと彼女の袖を引っ張って言った。「なんでこんなバカ騒ぎに参加するのよ」

佳子はその美しい目でステージ上の迅を見つめながら言った。「四百万払うから、私に触らせて。彼を触りたいの」

迅はステージ下の佳子を見つめた。彼女はそう言う時、口調が少しワガママだった。そして四百万円という金額で他の人たちを押し
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