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第7話

Author: 牛脂ぐつぐつ
【本当それ!藤堂社長と新しい妹さんには、これからもずっと家族でいてほしい!】

……

親指で画面をスクロールし、似たようなコメントを次々と読み進めた。

時々、いいねも押した。

次の瞬間、智哉が歯を食いしばり、私の手からスマホを奪い取った。

「こんなコメント、読んでいて楽しいんですか?あんな人、兄なんかじゃありません!」

「そんなこと言わないで」

笑いながら答えた。

「世界で一番のお兄ちゃんだよ」

「こんなときまで、かばうんですか?」

智哉は奥歯を噛みしめた。

「あの人は、詩乃さんが死ぬと聞いて、おめでたいとまで言ったんですよ!」

しばらく黙ったあと、スマホを取り出し、2000万円の入金履歴を見せた。

「匿名の振り込み。ここ数日、何度かこうして入ってくるの」

静かに言った。

「でも、お兄ちゃんからだって分かる」

智哉は全身をこわばらせ、スマホを握る手の甲には青筋が浮かんだ。

「お兄ちゃんは、口ではあんなことを言っても、結局は私を放っておけない人なの。

私を恨んでないはずがない。きっと、今でも許せないと思ってる。

でも……自分の妹を、そんなに簡単に切り捨
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