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第113話

Author: おミカン
恋愛において、三人という人数はあまりにも窮屈すぎる。

それに、彼女の彼に対する感情が、必ずしも恋愛感情としての「好き」だとは限らない。

そこまで考えて、絵里はあっさりと口にした。

「今夜、和也に会ったわ」

裕也の心臓がドクンと跳ねた。彼は眉間を険しく寄せ、スマホを握る指の関節が白くなる。

「あいつがお前のところへ?」

「さあ。本人は出張だって言ってたけど。あなたに確認しようと思ってたの。それって本当?」

その言葉を聞いて、凍りついていた裕也の顔色が少し和らいだ。

二人が約束して会ったわけではないのなら、それでいい。

絵里が今、自分を愛していなくても構わない。たとえ彼女がまだ和也を愛していたとしても。

自分は待てる。

だが、絵里が自分に隠れて和也と二人きりで会うことだけは、絶対に許せなかった。

「調べてみるよ」裕也の声は掠れていた。

絵里はその声の異変に気づき、妻としての気遣いから尋ねた。

「喉、どうしたの?具合でも悪いの?」

電話の向こうで数秒の沈黙があり、やがて返事があった。

「なんでもない」

「そう」と絵里は相槌を打ち、「じゃあ、切るわね」と言った
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Comments (4)
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貴代惠
脇が甘い、だからつけ込まれるのかも
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ハッチ
マジで和也しつこい!だから、裕也と結婚してることを公表しちゃった方がいいんだよ!うだうだと隠し続けるから付き纏われるし、また危険な目に遭ったらどうすんのよ!裕也と離れた場所にいるから今までみたく直ぐに駆けつけて貰えないんだよ⁈イライラムカムカするわー!
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田中美佐
自分が電話番号変えれば済む話 同じ番号のままいるから、未練あるだの 自分のこと好きだの、勘違いされたままなんだよ て思ったら、先に書いてくれてる人いた(笑)
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