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第820話

Autor: おミカン
和也は今も本部に留まり、洋二の後ろ盾を得て藤原家の次期当主の座に就こうと目論んでいる。

だが、もし洋二に知られでもしたら……

「裕也……ずっと私のことを裏で嗅ぎ回っていたのね?」

雪枝は自身の怪我も顧みず激しく身悶えする。その顔には底知れぬ憎悪が浮かび、ひどく凄惨な形相をしている。

狂乱すればするほど、裕也の冷淡さが際立つ。その瞳に宿る凍てつくような冷気に、雪枝は思わず息を呑む。

「母さんは、最愛の息子の和也を守るか、それとも愛する男である小針を守るか、せいぜい悩むことだな」

「やめなさい!裕也、あの子たちには指一本触れさせないわよ!」

雪枝は恐怖に顔を引きつらせ、彼らに危害が及ぶことを心底恐れているのがありありと見て取れる。

裕也は心の中で冷笑する。なんて偉大な愛だ。

母親の愛情なんてものを、自分は一度たりとも目にしたことがない。

だが、もう必要ない。

「残りの人生は、刑務所の中からとくと見物するんだな。母さんが和也のために企てたすべてが、水泡に帰す様を」

「いや、いやよ!」

背を向けて出て行こうとする彼を見て、雪枝は慌てて叫ぶ。

「裕也、私はあなたのお母
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Comentarios (1)
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hime
クズ家族! 裕也を産んで殺しておけばとか言っといて、母親って言うなよ! そしてまた絵里にショックを与えるようなところで話が終わるって、、、何回繰り返すのよ 早く終わってー
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