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第137話

Penulis: キラキラ猫
物件はすぐに決めた。

部屋に冷蔵庫がないことに気づき、遥は仲介業者に尋ねた。

「大家さんに、冷蔵庫を買ってもらえないか交渉できますか?」

もし渋るようなら、自分で買ってもいい。

次に引っ越す時に持って行けばいいだけだ。

仲介業者はスマホを取り出し、すぐに返事をした。

「どれくらいの大きさがよろしいですか?三段式の観音開きタイプでよろしいでしょうか?」

遥は驚いた。

慌ててそんなに大きいものは必要ないと伝える。

中古でも構わない、綺麗に掃除して使うから、と。

ところが、仲介業者は愛想よく言った。

「大家さん、もう注文したそうです。

明日には設置しに来るって言ってましたよ」

そんなに早く?

遥は舌を巻いた。

この大家さん、思っていたよりずっと話が分かる人だ。

家賃は当初の予算よりは高くなったものの、このマンションの他の部屋と比べればずっと安い。

遥は、自分はとても運がいい掘り出し物を見つけたとすら思っていた。

契約はスムーズに進み、あとは引っ越しを残すのみとなった。

楓と美咲が荷造りを手伝いに来てくれた。

細々としたものが多いが、使わないものは思い切
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