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第20話

작가: キラキラ猫
実のところ、湊にはそれがちょうど良かった。

少し肉付きが良くて健康的で、当時の湊は、そんな遥の体型を好んでいた。

「ちょうどいい」

抱きしめた時に骨が当たる感触よりも、掌に吸い付くような柔らかさのほうが、湊は好きだったのだ。

夢の場所が変わった。

ホテルで、湊は遥を組み敷いていた。

今回はワンピースなどない、彼の掌は、直接彼女の肌に触れている。

わずかに膨らんだ彼女の下腹部に、湊の手が這う。

耳元で、遥の声が反響する。

「一線を越えてるわよ、湊」

窓の外で雨脚が強まり、雷鳴が轟いた。

……

湊はハッと目を覚まし、自室の天井を見上げた。

呼吸が荒く、心臓が早鐘を打っている。

しばらくして、湊は布団を跳ね除け、悪態をついた。

浴室から、激しいシャワーの音が響き渡る。

冷水を浴びて浴室から出てくると、スマホにメッセージが届いていた。

匿名の調査報告だ。

「立花遥の夫の名は、立花翔太(たちばな しょうた)。帝都大学卒。以前は『立花建設』に勤務していたが、倒産後の足取りは不明」

冷水で鎮めたはずの燥きが、再び胸の奥で燻り始める。

言いようのない疲労感が彼を
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