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第415話

ผู้เขียน: 玉酒
里々は呆然と立ち尽くした。まさか、こんなにもあっさり見逃されるとは思っていなかったのだろう。

数秒固まったあと、ようやく我に返り、転ぶようにしてオフィスから逃げ出した。

部屋には二人だけが残る。

美穂は椅子の背にもたれ、和彦を見た。「……これで帰らせるの?」

「じゃあどうする」和彦は立ち上がり、コーヒーを一杯注いだ。「後のことは俺がやる。お前は関わらなくていい」

美穂は口元をひきつらせ、皮肉めいた口調で言った。「関わらせないの?それとも……言わせたくないの?」

和彦がわざわざ質問を遮るほどの人物は、陸川グループで美羽以外に存在しない。

和彦は否定しない。ただ、コーヒーを彼女の前に置いた。「この件は俺が片付ける。もう二度と、あいつにお前を傷つけさせない」

「あなた、いつもそう」美穂はコーヒーに手を触れもしない。立ち上がり、バッグを手に取る。「毎回『これが最後』って言う。でも彼女には必ず次がある。和彦……あなたはいったい、何をそこまで甘やかしてるの?」

それだけ言い残し、振り返らずにオフィスを出た。

……

廊下に出たところで、芽衣と鉢合わせる。

美穂が出てきたのを見
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