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第409話

Author: 青ノ序
ルーサーの声を聞き、綾は顔を上げた。「もう大丈夫ですよ。どうして来たのですか?」

ルーサーは笑って説明した。「夜はエステ家で食事をしていてね。チェッコが戻ったと聞いたから、退屈してるんじゃないかと思って様子を見に来たんだ」

「平気です。映画を見ていました。ルーサーさんはもう帰って休んでください」

ルーサーはベッドサイドまで歩み寄り、横から綾のタブレットを覗き込んだ。

「帰ってもすることはないんだ。何を見てるんだい?一緒に見ようよ」

「これで、I国語を勉強してました」

「この映画は好きだ。一緒に見よう」

ルーサーの真っすぐで誠実な眼差しに、断りかけていた言葉を綾は飲み込んだ。

タブレットをテーブルに置き、ルーサーが椅子を引いてくれると、二人は肩を並べて座り、話をしながら映画を見た。

あまりに見入っていたせいで、健吾が来たことにすら気づかなかった。

健吾はドアの前に立ち、二人並んで映画を見る様子を黙って見つめていた。その表情は次第に険しくなった。

わざとらしく咳払いをすると、「ルーサー、帰ったんじゃなかったのか?」と尋ねた。

ルーサーは慌てて立ち上がった。「綾の様子
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