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第 23 話

Penulis: 柏璇
その一言に、彩乃は一瞬だけ固まった。

彼が子どもたちを連れ出したのは、真理とそのおばあさんに付き添うため。

そして今、子どもに何かあれば、都合よく自分を呼びつけて世話をさせる。

心の底まで凍える思いがした。

ずっと泣くまいと耐えていた陽翔が突然大声で反発する。

「ぼくのママが一番だ!ママを悪く言うな! みんな出てって!」

毛を逆立てた子猫みたいに、怒りで全身を膨らませる。

弱った姉猫と、傷ついた母猫を守るように。

陽翔の突発的な態度に、蒼司は言葉を失う。

「陽翔……」

「パパも出てって!」

陽翔はドアを指さした。

「パパはいつもママの味方をしない。みんながママをいじめても止めない。ぼく、パパな
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