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第 48 話

Author: 柏璇
子どもに運気がいい・悪いなんてあるのか。

けれど、商売人は運気を気にするものだ。

まして、二人の子どものこととなればなおさら。

蒼司は女性のように細やかでも、世の父親のように表現上手でもない。

だが実際には、彼もまた子どもたちを愛している。

彼にとっての愛情表現は、「いつも無口で、良い環境を整えてやること」。

それこそが父の務めであると、そう信じているタイプだった。

「……いいだろう」蒼司は言った。

このところ、確かに不運が続いている。

真理は微笑んだ。

「前に聞いたことがあるの。子どもが荒れたり怒りっぽかったりするのは、家の運気のせいって。知り合いに腕の立つ先生がいるから、私が連絡してみるね
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