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第 615 話

مؤلف: 柏璇
翌日の午前十時、朝奈と博文が連れ立ってここを訪れたとき、博文は棒立ちで突っ立っている明菜をじっと観察した。

「ほら、また君の『お仲間』が増えそうだ」

博文は精神疾患の患者に対する感覚が鋭い。

この人が「おかしい」と言うときは、たいてい外れない。

「悪いね、この子をちゃんと育ててやって」博文は持ってきた小さな亀を、明菜の前に差し出した。

明菜は無表情で、まるで棘のような鋭い気配を漂わせていた。

彼女は一晩かけて、今の現実を受け入れた。精神の強さで言えば、俊明もさすがに一歩譲らざるを得ない。

明菜は胸に渦巻く憎しみを必死に押し込み、朝奈の顔に向けていた冷たい視線を引っ込めると、小さな亀を持って大き
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