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第9話

作者: 春のそよ風
数日後、宗介と浩介が真壁家までやってきた。

わずか数日で、宗介は別人のように老け込んでいた。

背中は丸まり、顔色はどす黒く黄ばみ、苦しげな咳をしている。喉が引きちぎられそうなその音は、聞くだけでこちらも辛くなった。

浩介も似たようなもので、目はくぼみ、骸骨のように痩せ細っている。

しかし、たとえどれほど声が枯れていても、宗介の態度は相変わらず横柄だった。

「姉さん……弟である俺のこと……少しは心配してくれないか?

俺たちが……死んでいくのをただ見てるつもりなの?」

母はこれまでの人生、ずっと守り抜いてきた弟をじっと見つめた。

そして、小さく溜息をつき、静かに言う。

「宗介……あなたたちは、本当に自業自得だよ……」

「自業自得!?」

宗介は図星を指されたかのように、突然声を荒らげた。だが次の瞬間、激しく咳き込む。

宗介が血走った目で母を睨みつけた。

「俺はもう死にかけだ!浩介だってもうすぐ捕まっちまう!それなのに、姉さんは俺たちに自業自得だって言うのか?

智樹くんはどうした?あいつなら何とかできるんだろ?海外にだって行くんだよな?

あいつに何とかさせろ!コネ
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