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第21話 全国に届く告白

Penulis: 6jay
last update Tanggal publikasi: 2026-09-17 22:55:30

記者会見は、予定になかった質問で沸いていた。

久我が連行されて30分もたたないうちに、ネットには何十本もの速報が出ていた。紗奈が説明した技術より、二人が手をつなぐ写真の方が速く広がっていた。

秘書室は、関係についての質問を受けずに終えようと提案した。怜司は紗奈の判断を待った。

「今、逃げたら、また誰かが好きに話を作ります」

紗奈は言った。

「自分で答えます」

二人は再び、並んで舞台に立った。今度は証拠を見せるためではない。自分たちの関係を、他人の憶測に任せないためだった。

「お二人は交際されているのですか?」

「橘さんがグループの経営に参加する予定は?」

「結婚もお考えですか?」

怜司がマイクを持った。

「橘紗奈さんは、私の治療に携わる技術者である前に、黒瀬で起きた犯罪を正した、一人の独立した専門家です」

紗奈を見る。

「そして、私が愛している人です」

まぶしいほどのフラッシュがはじけた。

自分を所有すると宣言する言い方ではなくて、よかった。「次期当主夫人」でも「俺の女」でもなく、まず名前と能力を認めてくれた。

怜司が続けた。

「契約や債務のために、私の隣にいるのではありません。契約
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