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2.*嫌がることはしないから③

ผู้เขียน: 鷹槻れん
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-10-31 05:58:18
口蓋こうがいをやんわり舐め上げられた瞬間、くすぐったいのか気持ちいのか分からなくて涙が溢れた。

「やっ、ぁん、……お、がわ、さ――っ」

ギュッと緒川おがわさんの二の腕にしがみつくように手指に力を込めて耐えるけれど、鼻を抜けるような甘えた声が抑えられない。

「あ、……えっ?」

と、不意に背骨に沿って···手指を這わされた気がして、私はハッとする。

いつの間にかシャツワンピースの前ボタンが腰元辺りまで外されて、肌が露わになっていた。

上下お揃いの薄桃色のブラとショーツが視界に入って、「隠さなきゃ!」て思ったのと同時、背中に回されていた緒川おがわさんの手が、ブラのホックを片手でいとも簡単に外してしまう。

ユルッと締め付けがなくなった気配におののいて、私は思わず緒川さんにギュッとしがみついた。

そうしなければ支えを失った胸の色付きを、彼の前に無防備にさらしてしまうと思ったから。

「ねぇ、菜乃香なのか。――さすがにそんな格好でしがみつかれたら、我慢できなくなるんだけどな……?」

ふっ……と溜め息混じりに眉根を寄せられて、私は慌てて彼から離れる。

けれど、それと同時にベッドへ押し倒されていた。

「緒、川……さ……っ!?」

横たわった拍子にブラがずり上がって、胸の膨らみがホロリとまろび出る。

それを隠そうと咄嗟に持ち上げた手が、そっとベッドに縫いとめられて。

「隠さないで?」

懇願するように強請ねだられた私は、どうしたらいいのか分からなくなる。

緒川さんは私の嫌がることはしない、と約束してくれた。

だったら今の状況は……どうなの?

緒川おがわさんはすぐに手を解いてくれたけれど、1度シーツの上に固定された手を、動かしてはいけないような気がして。

隠そうと思えば隠せるはずなのに、それはいけないことなのだとぼんやりとした頭で思う。

どうしてそう思ってしまうのか、分からない。

分からないから余計に混乱して。

そわそわと出口のない思考におちいり戸惑っているうち、いつの間にかショーツのサイドの紐が解かれていて、急に腰骨の締め付けが緩んだことに驚いた。

「あっ、やっ……!」

肌から落ちそうになる小さな布を逃すまいと、思わず足をギ
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