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Ep74:水中の誘惑

Author: ちばぢぃ
last update Last Updated: 2025-09-03 11:00:19

星見小学校のプールは、梅雨が明けたばかりの暑さを忘れさせる涼しさで満たされていた。

プール開きのこの日、先生はおらず、生徒たちだけがプールで自由に遊び回っていた

授業という名目を超え、笑い声と水しぶきが飛び交う中、シュウ、タクミ、ナツキの3人はクロールの対決を楽しんでいた。

プールの端から端までを競うシンプルなルールで、3人は互いに励まし合いながら水をかき分けた。

シュウが先頭を泳ぎ、

タクミがその後ろでナツキが追いかける形だった

「シュウ、逃げるなよ! 俺が追いつくからな!」

タクミが水を蹴りながら笑った。

「お前が追いつけるか! ナツキも頑張れよ、もっと速く!」

シュウが振り返ってニヤリと応じた。

「う、うん…追いつく…!」

ナツキは少しぎこちなくも懸命に腕を動かし、息を切らしながら答えた。

修学旅行や教室での出来事を経て、3人の絆は深まり、ナツキも少し自信を取り戻していた。

プールの水面が陽光に輝き、夏の解放感が彼らを包んでいた。

対決は中盤に差し掛かり、シュウとタクミが少し先へ進んだ瞬間だった。

ナツキが息を整えるために立ち止まったその時、背後からフウが素早く近づいてきた。

フウの目は執着と欲望に燃え、ナツキを狙うように水をかき分けた。

「また恥をかかせてやる!」

フウが低い声で呟き、ナツキの水着を強引に下げた。

水着が太ももまでずり落ち、ナツキの性器が水面に晒された。

教室での嫌がらせを超え、フウの行動はエスカレートしていた。

彼はナツキの性器を指で掴み、硬くさせようと執拗に弄び始めた。

「ほら、またデカいぞ、ち〇こマン! みんなに見せてやれ!」

フウが嘲笑し、プールにいた生徒たちの注目を集めた。

一部の生徒が笑い声を上げ、ざわめきが広がった。

ナツキは凍りついた。

冷たい水の中で体が震え、2年前のトラウマが脳裏をよぎった。

声も出せず、ただ水をかきながら逃げようとしたが、フウの手が彼の腕を
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