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第 392 話

Auteur: 一笠
「翠を降ろせ」聖天は低い声で言った。

雪は真顔になり、「本当に夏目さんのために来たのね。彼女、あなたに何を言ったの?入江先生が私をどう悪く言ったか、話してないでしょね?

自分の母親が赤の他人に面目を潰されても、知らん顔で相手の肩を持つの?

聖天、あなたはあの女に惚れ込んで、良心まで失くしたのね!」

雪は腰に手を当て、一歩前に出て聖天を遮った。「翠が夏目さんに会いに行ったのは、私の指示よ。私のために仕返しをしてくれるよう頼んだの。何か文句があるなら、私に言って!

私はあなたの母親よ!何十年も育ててきたのよ!あなたにとって、私より、途中知り合っただけの女の方が大切なのね!あんたなんか、産んだ甲斐も
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