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第 610 話

작가: 一笠
パーティでの出来事は、すぐに裕子の耳に入った。

裕子は笑いが止まらず、清子に話した。「本当に笑えるわね。凛は、雪さんたちに気に入られようと、あんな雑誌を作るのに躍起になっていたのに!

けど、結局は全部ムダだったってことよ!雪さんは雑誌に出てちやほやされた途端、手のひら返して知らん顔よ!

凛は何も得られずに、ただ笑いものになっただけね!」

裕子は、体をのけぞらせて笑った。

清子は眉をひそめた。「何も得られなかったなんて、そんなはずないわ。あの雑誌で方向性が定まった。どんな雑誌を作りたいのか、誰の目にも明らかになった。これは他の有名人ではなし得なかった結果よ」

「いくら褒めたって、ただの雑誌じゃな
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